« 日本海は巨大クレーターマグマはミュオンが加熱している »

火星の崖は侵食ではない

2017/03/31

Permalink 16:42:16, by admin Email , 2 words   Japanese (JP)
Categories: Uncategorized

火星の崖は侵食ではない

じつは地すべり、崩壊地に関してはかなりくわしい。学生のころ、地すべり調査のバイトをやっていた。それで地形を見れば、どうなって崩れたかなどを判断することができるようになった。

ところで、google earthに火星の表面を見る機能がついている。そこで火星の地形を見てみた。


通常、がけ崩れは、円弧状の扇形をとることが多い。ところが火星のがけを見ると何かが違うのだ。上の画像の一部を抜き出した。


青い部分の尾根状地形に注目して欲しい。通常、がけ崩れは、あとで起きた崩壊が、それより以前の崩壊を乱す。ところがこの青い線で囲んだ尾根状地形は、左の崩壊が先に起きたと考えると右の崩壊が起きたときには、尾根ができない。逆の順番でもこの尾根はできない。
どちらが先に崩壊しても、青い線のような地形はできないのだ。
この尾根の場所にたまたま非常に硬い岩があったとしたら、右の崩壊は、もっと右に寄るだろう。
いずれにしても、この崖は地球上で見られるような、崩壊侵食地形でないことは昞らかだ。
だって、崩壊土砂がどこにもないんだから!

もうひとつあげておく。どこにも流れ出すところがないのに、溝地形。侵食ではない。

2024年December
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 << <   > >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 〞電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を昞記してください。
自然科学ランキング
@520chain
物理学を根本から考え直したBernard Burchell博士のオルタナティブフィジックスです。
科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

今日の電気的宇宙

さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

トムヴァンフランダーン博士の「重力の速さ」の考察をGoogleで翻訳してみました。

ロシアの「新しい物理学の概要」は、ちょっと違った視点を丞えてくれます。

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相は興味深い現象がたくさん紹介されています。

Contents

Search

XML Feeds

free open source blog