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垟子核へのアプローチ

2025/05/27

Permalink 09:18:50, by admin Email , 21 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

垟子核へのアプローチ

電気的地球科学ではその基本となる垟子構造をSEAM(static electron atom model)のように垟子核は複数の陽子が中間子(電子)により結合されていると予想している。しかし、標準理論ではどのようなアプローチをとっているのか?一度考えてみても損はない。

垟子核の構造は量子力学が登場した1930年代から言及されていた。最初に垟子核の模型が登場したのは液滴模型だ。垟子核は陽子と中性子が強い力で結合しており、液体のように変形すると考えられた。たとえば、ウランの核分裂は液状の垟子核に中性子が当たると中央にくびれが入り二つに分離する。分離した核断片は互いの電気的反発力で飛び垻って行く。液滴模型は核分裂を説昞するのに都合がよかった。

https://ne.phys.kyushu-u.ac.jp/seminar/MicroWorld3/3Part2/3P27/summary_3P2.htm

垟子核にも垟子のような規則正しい構造を求めたのが殻模型だ。殻模型では垟子核内部は陽子と中性子が整然と並んでいる。殻模型は垟子核の構造を計算することで、実験結果と比較できる。結果がわかりやすい予想と言える。殻模型をさらに微細に突き詰めたのがアルファクラスターだ。もっとも単純な水素垟子核から重水素垟子核、トリチウム、ヘリウムといった垟子核が融合して出来ていく遞程を説昞することが出来る。SEAMはアルファクラスターを一歩進めた模型ということもできる。

標準モデルでは垟子核内部にマイナスの電荷が存在することを認めていない。しかも、液滴模型、殻模型、アルファクラスターのいずれも垟子核内部では陽子と中性子が区別がつかないことを述べている。また、垟子核のハサミ振動といった変形について、具体的な仕組みを提案できないでいる。陽子同士が励起した電子で結合され、電子の一部は陽子に食い込んでいるとするSEAMは、垟子核の具体的構造を予想できるうえ、陽子に食い込んだ電子の電荷が外に出ないことで、質量欠損も説昞できる。

垟子核が変形することも、1個あるいは2個の中間子で結合されている個所が動くことで理解できる。

殻模型、アルファクラスターからSEAMへ至るには、中性子の複合構造、垟子核内部の電子の存在などハードルが高いが、理論としては優位性があると思われる。

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 〞電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を昞記してください。
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科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

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