DDS-BASE組立解説
1.部品の確認
最初にパーツリストで部品の確認をしてください。
2.ハンダジャンパーの設定
基板には、ハンダを盛ることでジャンパーを設定する箇所があります。
SJ6と基板の背面のジャンパ2箇所を設定します。

SJ6は、出力ピンの設定です。画像はSoft66RFで使用する場合のピンの位置を決めています。
3.RFアンプのハンダ付け
RFアンプのハンダ付けは、最初に1箇所のランドにハンダを少し盛ります。マークにあわせMAR-08Aを乗せてください。ハンダゴテの先で固定します。
のこりのピンもハンダをつけて完成です。

4.ソケットの取り付け
基板上には、2つのソケットがつきます。AD9859ボードのソケットは、付属の24pinソケットをカットして使います。
左の画像のようにニッパーで割ってください。ハンダ付けするためにAD9859ボードの足に挿します。そのまま基板に挿し込んでからハンダ付けするとまっ
すぐに取り付けることができます。


5.残りの部品を取り付ける
残りの部品を取り付けてください。基板上には使わない部品も表示されているので、下の画像を参考にしてハンダ付けしてください。
左クリックで拡大されます。
FT245ボードとAD9859ボードをセットします。取り付ける方向に注意してください。FT245ボード上のジャンパーピンは、2つともはずしてください。

6.コントロールソフトのインストールと使い方
最初にFTDIド
ライバをインストールしてください。ダウンロードしたインストーラをダブルクリックすると自動的にインストールが開始されます。
DDS-BASEのコントロールソフトを
インストールします。ダウンロードしたDDS_BASE.zipを解凍して下さい。インターネットに接続したまま、なかにあるsetup.exeをダブル
クリックすると自動的にインストールが開始されます。.NETランタイムコンポーネントがインストールされます。XP,Vistaに対応しています。
インストールが終了したら、DDS_BASEが自動的に起動します。DDS_BASEを起動する前にDDS-BASEに電源を入れ、接続しておくと次のよ
うな画面が表示されます。もし、FT245ボードが接続されていない場合は、Success!001の場所にOpenFailedが表示されます。

周波数の設定は、直接半角数字で書き込んでから、Writeボタンを押してください。正常にコマンドが発光された場合は、272written!と表示さ
れます。周波数の変更は、表示窓にカーソルを移動して、ホイールを回転させることでも可能です。周波数のステップは、stepで変更できます。CLKは
25MHzですので、変えないで下さい。下の窓には、AD9859に発行されているコマンドが表示されます。ご自分でソースをいじる場合に参考にしてくだ
さい。SOURCEフォルダには、VisualBasic.NETのソースコードがあります。ご自由(GPL)に改変、配布してください。

キットには次の部品が含まれています。
C8,C10,C15 0.1uF 積層セラミックコンデンサ 
C13,C16,C17 0.01uF セラミックコンデンサ 
MAR-8A RFアンプ

C14 1uF or 2.2uF or 3.3uF
タンタルコンデンサ 
R2,R3 200Ω
1/6W カーボン抵抗 
24pinソケット

R1
270Ω 1/6W カーボン抵抗 
R4 3.3k or 3.9kΩ 1/6W カーボン抵抗

R20 47Ω 1/6W
カーボン抵抗 
C9,C12,C20 47uF 電解コンデンサ

C23,C24,C25,C26 6pF セラミックコンデンサ 
C6,C11 18pF or 20pF
セラミックコンデンサ 
IC1 7805
3端子レギュレータ

D1 1N4004
ダイオード

Q1 HC49U/S
25MHzクリスタル発振子 
L2,L3,L4,L5 0.27uH
マイクロインダクタ 
U$1,U$2 NJM2845D
1.8Vレギュレータ 
AD9859ボード

FT245RLボード
