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新潟、山形で大雨が降った朝に福島県沖で地震があった。
福島県沖 最大震度4 マグニチュード5.6 深さ60km

線状降水帯は、地表の花崗岩を含んだ岩石から、大量の電子が放出されることで大雨が降る。地下の電子は地球の自転―東向きに引っ張る力で地下を移動していると予想される。すると地下の電子は線状降水帯の延長線上に移動して、地震を発生させる。
まだ、考察の途中だが、強い雨が降る場所は、ほとんど移動しないことが分かった。その場所の地質を見ると、花崗岩、玄武岩などの火山性の岩石が露出している場所であることがわかってきた。

強い雨が降る場所は誘電体である石英を多く含んだ岩石がある。岩石に溜まった電子が放出されることで大量の雨が降る。地表に堆積物があるとその下にある地質がわかりづらいが、線状降水帯が現れる場所は火山性の岩石が多い。そして、ここが重要なことだが、花崗岩、玄武岩は放電相手の金星、月から降ってきたということだ。地質図を見ていると同じ岩石の分布が同一方向に傾いているのは放電のときの惑星が進んだ方向なのかもしれない。
長い冬もようやく終わり、春がやってきた。家の周囲にはまだ少し雪が残っているが、フキノトウなどが芽を出している。
ところで太陽風の成分は95%がプロトンだ。残りの5%に電子、ヘリウム原子核、鉄、酸素などが含まれている。星間物質として流入するのはプロトン化水素分子なので、プロトンと電子の比率は3:2だ。

太陽風として噴き出している95%がプロトンなので、大部分の電子は太陽にとどまることになる。太陽は表面の水素プラズマが内側に反発力を発揮しているため、空洞であると指摘してきた。すると太陽の内側には電子がどんどん引き付けられ、溜まっていくことになる。太陽には鉄、シリコンがあるという。すると太陽に残る電子は酸素や鉄、シリコンの原子として構成されると予想できる。
太陽内部の電気的反発力が弱まり、空洞がつぶれるとガス惑星になる。ガス惑星内部では、酸素、鉄、シリコンなどが球体として成長する。そこには太陽時代に蓄積された大量の電子が入っているわけだ。惑星内部の電子は、少しずつ放出され、重力、大気などを作り出す。星間物質から始まり、惑星に至る進化のメカニズムがわかってきた。
1月15日に噴火したトンガの海底火山は、前日にも噴煙を上げており、異常な数の放電が記録されていた。
前日のひまわりの画像で確認すると確かに噴煙が見える。

今回の大噴火は高エネルギー宇宙線がトリガーになったと指摘しているが、このような宇宙線が地上に降る確率は非常に少ない。100km^2あたり年に1回くらいだ。これを環太平洋火山帯に当てはめると、幅500kmの火山帯には1年で約2000個の高エネルギー宇宙線が降ってくる。M5以上の地震の回数が1年で約1600回だから、だいたい合っているだろう。
すると次のようなシナリオが見えてくる。海底火山は過去にも何回か噴煙を上げている。トンガの海底火山では昨年の暮れあたりからマグマが上昇してきていた。そこに偶然、最高エネルギー宇宙線のミューオンが降り注いだ。ミューオンはマグマ内部でイオン化を促して、爆発的にガスが発生、マグマが海底に噴き出した。さらにマグマによる放電が爆発に勢いをつけ、津波の発生になった。
もし、宇宙線がなければ、今回の大爆発はなかったはずだ。まったくの偶然が起きた。もし、桜島や阿蘇山に、最高エネルギー宇宙線が降り注いだら、同じように大噴火に至るのではないかと思う。高エネルギー宇宙線は北半球のほうが多いという研究もある。危険が危ないのだ。
15日に起きたトンガの噴火では、ひまわり8号の画像が紹介されているが、NOAAの動画もある。NOAAの動画では夜側の画像も映っている。そこには非常に興味深い現象があった。

右側の丸の中を注意しながら、youtubeの動画を見てほしい。
噴煙が広がるのとほぼ同時に、白い雲が丸く広がっていく様子がわかる。何がこのような雲を作っているのだろうか?スベンスマルク効果では宇宙線による電子が雲を作ることがわかっている。宇宙線からの電子は、ミュー粒子だ。ミュー粒子は非常に透過力が高いので、今回噴火した海底火山のマグマまで到達できる。噴火は大量のミュー粒子がマグマの中に突入したことがトリガーになったのだろう。
おそらく最高エネルギー宇宙線がミュー粒子を生んだ。10^18eVより高いエネルギーを持つ宇宙線が大気上層に突入して、2つの宇宙線シャワーを作った。そのひとつがトンガの海底噴火を引き起こし、もう片方は雲を作った。NOAAの動画にはほかにも情報が含まれているようだ。また別の記事で紹介したい。