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電気的地球科学では雲は空中で合成されると予想している。それを裏付ける動画があった。
急速に雲が発生する様子がわかる。下を見るとちょうど山の上空であることがわかる。山は地面と同じ電位を持つが、標高が高いと電離層に近いため、電子が集まりやすい。気象学を電気の視点から構築しなおすことは非常に手のかかる作業だが、少しずつ進めたい。
太陽は表面の200kmほどの厚さのプラズマで出来た風船ようなものだと主張しているが、その証拠は黒点だ。黒点はプラズマが欠けた状態で、中の空洞が見えている。一般に黒点が多いと太陽活動が活発だと言うが、流入する星間物質が減少するので、表面の一部が欠けるという見方もできる。あるいは太陽風によるプラズマの流出が増えるためなのかもしれない。
富士山などの山の上にできる傘雲は、誘電体バリア放電の証拠と言える。ちょうどよい動画があったので紹介しておきたい。
山の頂上から放射される電磁波が雲を作っていることがよくわかる。雲は電磁波の振幅に合わせて振動している。この間隔がたとえば300mだとすれば、周波数は1MHzとなる。SDRで周辺のスペクトルを調べれば、はっきりするだろう。
下の図を拡大してみてほしい。地球の表面に現れた地質を大雑把に分けた図だ。
電気的地球科学では地球は膨張してきたと主張している。土星の衛星だった地球は太陽に引かれて現在の軌道に落ち着いたが、水星、月、金星の放電を受けて、地表に山を作った。いっぽうで内部から相転移した岩石が湧き出して、拡大しながら新たな大地を作り出してきた。
上の図で水色の部分がバソリスだ。花崗岩地帯を指す。おそらくこれが最初の放電により作られた山脈だ。もともとは地球を一周する円形の地形だったはずだ。水色の部分には火山が多く、地震も多い。まず最初に水星が放電をして、花崗岩の塊を地表にばらまいた。他の色の部分は、地球内部から湧き出してきた岩石が多い場所だ。水色の部分が地球を一周するように、時間を巻き戻すと、地球膨張がどのように起きたのかがわかる。
南北アメリカ大陸の東側は膨張により拡大した。ヨーロッパとロシア北部もそうだ。興味深いのは中国で、いわゆる中原は拡大によって作られた大地だ。さらにチベット高原から何かが流れ出したような模様がある。
これはインドネシア、ポリネシア、オーストラリアが急激に拡大した痕跡ではないかと思える。流れるように地球内部から岩石が湧き出して、オーストラリアに至る地形を形作った。日本海溝から南につながる湾曲した海溝は、膨張の結果できたと想像できる。
従来の地球膨張説では、もっぱら海底が拡大したと主張しているが、地質図で見ると拡大したのは大陸も同じであることがわかってくる。
8月2日にSF乱学講座「科学史から見た量子力学の間違い」で使った資料を公開します。