Category: Classic Science

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2018/10/14

Permalink 08:54:01, by admin Email , 10 words   Japanese (JP)
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ミュー粒子の寿命

ミューオンは、発生方法で2種類ある。ひとつは、宇宙線が大気に飛び込んで作られるミューオンで、もうひとつは実験で陽子線を使ってパイ中間子から人工的に作られるミューオンだ。ミューオンの平均寿命は2.2×10-6秒とされているが、これは実験で作られた場合の平均寿命だ。大気で作られるミューオンの平均寿命は推測でしかない。

ミューオンの平均寿命が長くなっているという考察は、宇宙線で作られたミューオンが予想よりも長い距離を飛んでいることが観測されたからだ。地上から6km上空で作られるミューオンが2.2×10-6秒では、700mしか飛ばないから地表では観測できないはずだからだ。その説明のため、光速に近い速度で飛ぶと相対性理論の解釈では時間が遅くなるので、長い距離を飛ぶことが出来る、と予想されている。その詳しい考察が次のPDFに書かれている。

http://rokamoto.sakura.ne.jp/education/physicsIIB/life1.pdf

でも、宇宙線から作られたミューオンの平均寿命は誰も測定したことがない。6km上空で作られたと予想して地上で観測できたという事実だけだ。特殊相対性理論では時間が遅れるとされるが、光速で移動する場合の時間の遅れを誰も実際に測定したことはない。

では何が起きているのか? 可能性として考えられるのは、大気から宇宙線で作られるミューオンが、光速より速い速度で移動していることだ。電気的地球科学では宇宙線の速度は光速より速い。ミューオンは超光速の宇宙線の衝突で飛び出たパイ中間子から生じる。ミューオンの速度も光の速度を超えていると予想できる。

では、GPSなどで宇宙空間で衛星に積んだ原子時計が時間の遅れを示している、という現象があるが、あれはどうなっているのだろう? 原子の励起周波数、あるいは半減期が変化している可能性がある。

ミューオンは非常に透過力の強い粒子だ。大気中で光の速度より速くても、ある程度の距離は進むことが出来るのだと考えられる。

2018/09/13

Permalink 10:07:27, by admin Email , 2 words   Japanese (JP)
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なぜ空気は透明か?

もし、光が空間を通り過ぎる電磁波なら、空気を構成する酸素分子、窒素分子は邪魔者でしかない。電磁波は、分子の隙間を通り抜けて飛んでいくことになる。すると空気の圧力が高くなると分子の密度が増えるので、空気は不透明になるのかといえば、そうはならない。空気を圧縮すると窒素、酸素が液体になる。酸素を液体にするのは大変だが、窒素は比較的液体になりやすい。液体窒素は透明だ。

もっと手軽にわかるのは水だろう。ガラス容器に入れた水は透明だ。水はH2Oがくっついた状態で存在する。光は酸素原子、水素原子の隙間を潜り抜けてくると考えられる。

ところで、空気には陽炎という現象がある。温度差、つまり密度の違う空気を通るとき、光が屈折するので、背後の景色がゆれて見える現象だ。ガスコンロの火の上でも陽炎を見ることが出来る。同じようにガラスのコップに入れた水に、お湯を注ぐと陽炎と同じ効果が現れる。これは密度差によるものだろうか?

もし、光が電磁波で原子の隙間を通って伝わっているのなら、密度の違う気体が混ざっていても、光の直進性には変化がないはずだ。光は空間を伝わるので、原子核や電子には影響されないからだ。密度の違う気体で光が屈折するのは、光が電界のパルスで、原子核(陽子)、電子そのものが、電界のパルスを再発生させることで伝播しているからではないか?

たとえば、気体の密度が違うと、ある一定時間に200個の陽子を媒体にしていた電界が、100個の陽子を媒体にするようになる。少しだけ電界の伝わる速度が速くなる。また温度が違うため、陽子による電界の再発生で、方向がずれる。陽子の速度が違うためだ。陽炎のような光のずれは、電界の再発生で説明できる。

空気が透明であるわけは、空気の陽子、電子が光の電界を再発生させているためだった。抽象的な概念である空間を持ち出すことなく、光の伝播は説明できる。

固体には不透明な物質が多いが、これは原子核に入った電界のパルスがランダムな向きに再発生されるためだろう。結晶のように原子核の方向が揃っていると光を通すことになる。

2018/08/16

Permalink 17:31:52, by admin Email , 4 words   Japanese (JP)
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中性子はなぜ崩壊する⑤

Maker Fairに出展してきた。やはり、DIYの大会に電気的宇宙論で出展するのは少し無理があったようだ。しかし、熱心に質問してくれる人もいて、出かけた意味はあったと思う。

ところで、大きな勘違いをしていたことに気がついた。陽子振動で発生するガンマ線が軌道電子を維持していると考えていたが、このモデルでイメージしていたガンマ線は、従来の空間を媒体とする電磁波だったことに気がついた。

原子内部には、電磁波を媒介する荷電粒子が存在しない。定在波は、陽子、電子の間の伝播を考えなくてはいけないので、すべて遠隔作用による伝播になるのだ。定在波が生じるかどうかから考え直す必要がある。

陽子振動があったとして、振動で生じた電磁波はどのように軌道電子に伝わるのだろうか? その前に、陽子にニュートリノが飛び込んだとき、どうなっているのか? イメージは無重力状態の水玉に飛び込んだ衝撃だった。


衝撃が反対側に抜けることで、受け止めた電界のパルスを再発生させている。陽子に水玉のような性質があると考えるなら、ニュートリノを受けた瞬間、陽子の大きさが変化する。陽子の大きさの変化は周囲に微小な電界の変化を与えるはずだ。

陽子の大きさが変化すると軌道電子に電界のパルスが一瞬で伝わる。陽子1個の場合は、ニュートリノが入射するごとに電子に対して電界のパルスが伝わる。複数の陽子を持つ場合、個々の陽子から電界のパルスが放射されるので、軌道電子には、複雑なタイミングと強度で伝わることが予想される。

問題はニュートリノがどの程度の頻度で原子核の陽子に突入するかだ。現在地球上では1秒間に1cm2あたり660億個のニュートリノが降っている。原子核には何秒おきかにぶつかると考えられる。軌道電子は原子核のプラスとマイナスの電荷で、ある程度の距離を保つ。それにニュートリノからの電界のパルスが加わって、軌道を制御していると考えられる。

もう、脳内シミュレーションでは追いつかないくらい複雑なことになっている。この仕組みでは、ニュートリノの密度が変わると軌道電子の挙動も変わる。ロシアが核兵器を無効にする装置を数年前に公表したが、ニュートリノを使っている可能性がある。

2018/08/03

Permalink 08:29:49, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
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ブラックホール

ブラックホールは、光を吸収する真っ黒な穴を望遠鏡で観測したわけではありません。不規則に強いX線を放射する天体を電波望遠鏡が発見しました。X線の強度が非常に強いため、その原因は何かを推測することが、ブラックホールの発見といわれているのです。
ブラックホールは、相対性理論の数式から予測された現象でしたが、アインシュタイン自身はその存在を信じていませんでした。物質が何らかの原因で密度を高めると、光さえ脱出できない強い重力が発生する可能性を予測していたところ、1970年代になるとちょうど電波望遠鏡の観測で強いX線の放射が観測されたのです。
X線は太陽も放射していますが、それほど強くはありません。恒星は内部で核融合反応が起きていますが、ごく弱いX線を表面で放射するだけです。X線の作られるメカニズムを考えていたところ、理論的にしかできないと思われていたブラックホールが物質を飲み込む際にX線を放射しているのではないかという推測が行われたのです。

このメカニズムは、中性子星が自転をしていて、マイクロ波を発生させているのではないかという予測と同じで、「科学の暗黙の了解」を満たしたものでした。「科学の暗黙の了解」とは、宇宙は重力だけでその原因を考えるというものです。
じつは1950年代に科学界で一大論争がありました。精神学者のヴェリコフスキーは「衝突する宇宙」を出版、大ベストセラーになりました。「衝突する宇宙」は古代天文学、記録、神話、伝承などを総動員して、金星が木星から生まれ、地球と火星に近づいたと主張したのです。地球に近づいた金星は地表に放電を起こし、大災害が起きました。
「衝突する宇宙」に対してアメリカの科学界は猛反発して、公開討論会が何度も行われました。討論は1970年代まで続いたのです。討論の中で、ヴェリコフスキーは「宇宙で起こる現象は電磁気力による」と主張しましたが、天文学者やアカデミズムはそれを否定したのです。
この論争で明らかになったことは、主流科学と呼ばれるアカデミズム、研究機関では、宇宙で起きる天体現象をもっぱら重力により説明して、電磁気力は排除するという「科学の暗黙の了解」でした。電磁気力はタブーとされたのです。
ブラックホールとされるX線の放射現象を電磁気で説明することは可能です。レントゲン検査ではX線を発生させる真空管が使われています。内部で放電させるとX線は出てきます。宇宙空間は真空です。恒星は強い電荷、電流を持っています。恒星が2つ並ぶ連星は、宇宙では珍しくありません。連星同士で放電すればX線、マイクロ波が放射されます。
宇宙空間での電磁気力を認めれば、ブラックホールよりはるかに合理的にX線の原因を説明可能です。

2018/07/27

Permalink 08:08:41, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
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実用的な物理学を目指して

海外のサイトに書いた短文の翻訳です。

17世紀に、デカルトは機械的自然観を主張しました。当時の身近な機械式時計のような自然の機械的な見方は、自然現象は物事と物事の関係によって引き起こされると考えています。機械的自然観では、近接作用が自然に働く力であると考えられていました。実際、ニュートンの万有引力は、遠くの物質の間で働く力であったため、フランスとドイツの科学者によって批判されました。万有引力は遠隔作用でした。

遠隔作用は、遠くの物質の間でさえも瞬間的に伝達することができます。遠隔作用には、空間のような媒体は必要ありません。現代の物理学では、電磁波、光、重力の伝搬するものは媒質としての空間であると考えられています。空間は、遠隔作用を置き換える概念として使用されます。しかし、この空間はリーマン幾何学から相対性理論が導入した概念です。現代物理学は、この空間を自然に存在するものとして扱います。いつ、どこで、誰が空間の存在を証明したのでしょうか?

空間は、実証されずに物理学で使われるようになった概念です。重力は空間の曲がりとして説明されます。しかし、誰もその空間を曲げることはできません。空間を曲げることができれば、重力を生み出すことができ、反重力も可能になります。重力が制御できないのは、その空間が架空であるからです。現代物理学は根本的な誤りを抱えています。

ニュートンの万有引力も奇妙です。それは地球上と宇宙空間で同じ重力を持っていますが、それは証明されていません。 18世紀の終わりに、キャベンディシュの実験は、質量が重力が発生することを証明したと言われています。しかし、19世紀半ば、ファラデーは鉛が反磁性であることを発見しました。質量は重力を生み出しません。

重力はまだ証明されていません。相対性理論による重力の説明は、物ではない空間という概念によって説明されます。私たちが物で重力を説明できるなら、重力を制御できるはずです。空間だけでなく、波動関数も存在しません。量子力学が成功していると思われるている原因は、古典的統計力学の導入によるものです。量子力学は原子核の詳細を説明することはできません。原子の仕組みを説明できれば、低温核融合を実現できるはずです。

空間は物ではありません。量子は物ではない。ひもは物ではありません。数学は物ではありません。現代科学と物理学は、デカルトが主張する方法論からは程遠い。批判的思想家として、主流の科学に対して、我々は科学的方法論を認識しなければならない。実用的な物理学は我々の目標です。

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 『電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を明記してください。
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@520chain
物理学を根本から考え直したBernard Burchell博士のオルタナティブフィジックスです。
科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

今日の電気的宇宙

さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

トムヴァンフランダーン博士の「重力の速さ」の考察をGoogleで翻訳してみました。

ロシアの「新しい物理学の概要」は、ちょっと違った視点を与えてくれます。

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相は興味深い現象がたくさん紹介されています。

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