地球には固有の振動数があって、シューマン共振と呼ばれている。7.83Hzだ。シューマン共振の原因は不明とされているが、たいていの説明では、「地球の地表と電離層との間で極極超長波 (ELF) が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものをいう。」wikipediaより
そのエネルギー源は「雷の放電や太陽風による電離層の震動」という。本当だろうか?
電磁波の周波数と波長の関係は以下の式で求められる。
f=c/λ cは光速、λは波長
この式で確かめてみた。地球の半径は6371km、c光速は299792458m/s、円周率は3.141592とした。
すると地表の長さを1波長とした場合の周波数は7.49Hzになる。wikipediaの説明では、電離層と地表の間で共振するから、もっと低い周波数になるはずだ。
そこで、7.83Hzで半径を計算すると6096kmになる。これは275km地下のマントル上部、アセノスフィアの部分だ。
カンラン石が相転移して玄武岩、ハンレイ岩に変わる部分で、流動性がある。
2SiO4 + CH4 → 2SiO2 + CO2 + 2H2O
「電気的地球科学」では、相転移の可能性について言及した。相転移に伴い大量の電子が放出されている可能性がある。アセノスフィアには膨大な電子が存在するのだ。
この電子が地球の自転により、回転していることで、電磁波を発生させていると考えられる。これがシューマン共振の正体なのだ。
シューマン共振は、地表における重力の発生とも密接に関係していると考えられる。