Archives for: 2018年May

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2018/05/23

Permalink 14:17:28, by admin Email , 11 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

大量のニュートリノは何をしている?

地表には1秒間当たり660億個/cm2もの、膨大な量のニュートリノが降り注いでいる。スーパーカミオカンデでは、水に反応させたニュートリノが放射するチェレンコフ光を観測しているが、1日に8個しか観測できない。猛烈に低い反応だ。しかし、これだけ大量のニュートリノが物質を通り抜けていくからには何か役割があるのだろうか?

ニュートリノは、光や電波と同じ電界のパルスと考えられる。電磁波と同じように、陽子、電子が電界のパルスを再発生させることで伝播する。ニュートリノがほかの物質とほとんど反応しないように見えるのは、電界のパルスがもっとも短く、再発生の効率が極めて良いからだと推測できる。ニュートリノは陽子と電子が結合、離散する際に放射されるパルスなので、陽子と電子に共鳴する周波数を持つからだと考えられる。

ところでニュートリノ振動が観測されたという。ニュートリノ振動は、3種類あるうちのミューニュートリノが推測される量より少ないということからタウニュートリノに変化しているためだと考えられている。

(https://j-parc.jp/Neutrino/ja/intro-t2kexp.htmlより)

横軸は、ニュートリノが通り抜けてくる距離だ。地球の裏側からやってくる右のミューニュートリノの数が青線の期待値の約半分しかない。左の電子ニュートリノでは変化がない。

変化したとされるタウニュートリノは、じつはまだ確実に観測されているわけではない。つまりニュートリノ振動はミューニュートリノが分厚い地球の岩石を通り抜けてくる間に減衰したという見方も出来るのだ。また、電気的地球科学ではニュートリノは電界のパルスで質量は持たない。

大量のニュートリノは何をしているのかという疑問もある。1cm2あたり660億個という数字は、原子の数から比べれば、それほど多い数字ではない。比重が1の水なら1gに3.3X10^21個の分子がある。10^10くらいの差だ。しかしニュートリノの伝播が原子を伝って起きていると考えると、ほとんど全部の原子にニュートリノは衝突していると考えられる。

ニュートリノは、原子核に当たって電界が再発生される。ニュートリノの再発生にはほとんどロスがないと考えられるが、原子核にはニュートリノだけでなく、さまざまな電磁波が照射されているはずだ。熱のように赤外線で電界が再発生する場合もある。加えられた過剰な電界を、原子核は放出して安定状態になろうとする。ガンマ崩壊では、励起状態の原子核がガンマ線を放射して安定状態に落ち着く。ガンマ崩壊と同じような現象が、すべての原子核で起きていると想定される。

そこで、奇想天外な予想をしてみたい。電界の再発生で溜まる余剰電界が、原子核の周囲にガンマ線の定在波を生み出しているのだ。

電子軌道は原子核から一定の距離を保つ。電気的地球科学では、原子核の陽子と電子による電気引力・斥力によって、軌道上に電子がゆるく固定されていると考えてきた。しかし、太陽系の公転運動で考えたように、電気引力・斥力に加えて太陽風の定在波が惑星の軌道を安定させていた。同じことが原子の電子軌道でも行われているのだ。

また、電子、陽子の持つ電荷が、ニュートリノによって供給されている可能性もある。永久磁石の磁場は、周囲の熱を吸収することで維持されている。電荷も外部から電界を与えられることで維持されているのではないか?

この予想は、ニュートリノや電磁波の少ない宇宙空間では、とんでもないことが起きることを示している。つまり、電子軌道を安定させるガンマ線の定在波がなくなると、原子が構造を保てなくなる。原子数の大きな元素は、原子核がむき出しになり、衝突を始める。陽子、電子の電荷も喪失する。原子核がばらばらになって、単純な水素原子、陽子に戻るのだ。銀河間、ボイドといったニュートリノを発生させる恒星がほとんどない宇宙では、元素崩壊が起きているのではないか?

2018/05/18

Permalink 09:41:15, by admin Email , 7 words   Japanese (JP)
Categories: Uncategorized

タイタンの地表は1.5気圧

土星の衛星タイタンは、半径が2575km、重力は0.14Gしかない。月より直径が1600kmしか大きくないのに、地表の気圧は1.5気圧ある。地球の1.5倍だ。

なぜ、重力が弱いのに気圧は高いのか? 空気の柱が重力で積み重なって気圧を作っているという説明は、破綻している。やはり、気圧は地表と電離層の電位差が作っているのだ。

探査衛星ホイヘンスの調査では、地表から40km~140kmの間に濃い電子が観測された。電離層だ。地球では80km付近から電離層が始まる。地球の高さの半分の距離にタイタンの電離層はある。

タイタンは土星からの影響を受けるが、電離層の電圧は太陽風の電圧に依存する。おそらく地球と同じ30~50万ボルトだ。地表には、内部から放出された電子がたまっている。窒素97%の大気は、地球と同じでミュオン核融合で、生まれたものだろう。宇宙線の影響で大気は電離している。大気電位があるのだ。

タイタンの地表にはメタンの海があるという。地球ではメタンはカンラン石と反応して二酸化炭素と水を作るが、メタンが直接地表に出ているということは、別の反応があるのかもしれない。メタンCH4が直接ミュオン核融合で窒素に核変換されたのかもしれない。タイタンがそれほど膨張していない原因と関係があるのかもしれない。

地球膨張のメカニズムが土星の衛星に発見される可能性もある。

追記:タイタンは土星の衛星だった。20190425修正

2018/05/14

Permalink 10:00:25, by admin Email , 3 words   Japanese (JP)
Categories: Uncategorized

光、電波は粒子伝いに進む―自然の全体性

科学では法則を見つけるために自然現象を観測します。複雑な自然現象の中に、法則性、共通の性質を見出すのです。しかし、単純に見える現象が複数の現象が組み合わさっているとしたら、法則を見出すことは出来るでしょうか? 電気的地球科学では、万有引力を否定しました。万有引力は質量が重力を生むという単純な回答でした。重力はどこでも同じ力に見えたからです。電気的地球科学は、宇宙空間と地球上の引力は違うメカニズムであると指摘しました。地球上の重力は、シューマン共振による電磁質量と、大気の電離による電気引力が組み合わされた複雑な力であると予想しています。

光、電磁波の伝播も一見すると単純な現象に見えます。光の粒子性、波動性、真空中を伝わる性質には、なんらかの共通した法則があるようです。空間を電界と磁界が交互に進行するというイメージは、マクスウェルの電磁方程式から予想されています。4つの単純な方程式から導き出されています。最近ではエーテルを復活させる動きもあるようです。

しかし、このブログでは、具体的な考察から、電磁波の伝播は、荷電粒子による電界のリレーと遠隔作用の複合現象であると推測しました。磁界は副次的な産物で、伝播には関わっていません。異なった媒質の境界では、電界から磁界が生じて、磁界が荷電粒子を動かすことで、再び電界を発生させることはあります。非常に巧妙な仕組みです。光の粒子性は、電界をリレーする荷電粒子の性質が現れたものです。

遠隔作用を認めざるを得ないのは、荷電粒子の間には隙間があるからです。地表の大気では、空気分子の隙間は平均自由行程の68nmです。原子の大きさの約1000倍です。宇宙空間では0.1m~10^3mになります。電界のパルスは、荷電粒子の間を遠隔作用で伝わり、荷電粒子を振動させます。荷電粒子の振動は、電界を再発生することで次の荷電粒子に伝わるのです。

電界の再発生には方向性があると考えられます。電界が来た方向に再発生すると電波や光は指向性を失うことになるからです。荷電粒子には、電界が来た方向とは反対側に電界を再発生させる性質があります。

荷電粒子と荷電粒子の間は、遠隔作用によりほぼ一瞬で電界のパルスが伝わります。荷電粒子による電界の再発生には、少し時間がかかります。したがって、大気のように濃密な荷電粒子の中では、電磁波の伝播は遅くなることが予想されます。これは銀河レベルの宇宙空間では、恒星の光の波長が伸びる赤方偏移を生み出します。星間物質の密な空間から疎な銀河間に出ると、星間物質の間隔が広がるため光の波長が伸びるのです。粒子のまばらな宇宙では、光の速度は大気中よりも速いことが予想できます。もしかすると、銀河間に宇宙船で進んでいくと、次第に視界がモザイク状になるかもしれません。粒子が少ないため、解像度が減少するからです。

電磁波の正体が電界のパルスであるとすると、光電効果、コンプトン散乱ニュートリノがうまく説明できます。ニュートリノは、陽子と電子が結合、離散したときに生じる電界のパルスで、もっとも短いパルスです。また、熱についても電界のパルスで説明できます

とくにニュートリノについては、電磁波の伝播が原子の成り立ちと関連していることが示されました。電気的地球科学では、惑星の運動を電磁気力で説明しました。宇宙レベルから原子まで、一貫した理論が貫いていることを示すことができたのです。すべては関連しています。複雑ですが、無駄な現象は一つもなく、お互いに関係があるのです。すべての自然現象には関係があるという全体性が非常に重要な意味を持つと思います。

2018/05/08

Permalink 12:52:17, by admin Email , 10 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

緊急速報ー放電注意

地球は太平洋火山帯のマグマの帯をコアにしたファラデーモーターだ。自転速度が速くなるのは、マグマに流れる電流が増えるからで、あまった電流がマグマの周囲に放電を起こす。地震だ。
recent LOD
この数日間、LOD(length of Day)が急速に短くなってきた。本来であれば、LODが長くなっていく周期なのだが、下向きーつまり速くなるほうに傾いてきた。加えて、電離層に高エネルギー電子が増えてきている。

【臨時 NICT 宇宙天気に関する臨時情報(2018年05月08日 09時30分 (JST))】によれば、「GOES衛星の観測によると、静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子の24時間フルエンスが、5月7日18時(UT)に3.8x10^8[個/cm^2/sr]を超えて、高いレベルに達しました。」というから、プロトンも増えている可能性が高い。

明日から13日くらいまで、地殻内部での放電が起きる可能性が高い。放電=地震が起きる。場所まではわからないが、北半球でハワイより緯度の高い地域かもしれない。

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発生時刻 2018年5月12日 10時29分ごろ
震源地 長野県北部
深さ 10km
マグニチュード 5.1
緯度/経度 北緯36.6度/東経137.9度
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5/12の宇宙天気によれば「SDO衛星の極端紫外線画像(AIA211)によると、太陽面北半球の西45度付近をコロナホールが通過中です。」コロナホールがあると高速プロトンが太陽風に多くなる。太陽風が地球の届くまで約4日かかるので、15日に電離層のプラスが強くなる。
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2018年5月13日 1時49分ごろ
震源地 宮城県沖
緯度 北緯38.5度
経度 東経141.8度
深さ 50km
マグニチュード 4.7
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発生時刻 2018年5月14日 19時31分ごろ
震源地 岩手県沖
深さ 20km
マグニチュード 5.1
緯度/経度 北緯40.1度/東経142.7度

2018/05/07

Permalink 19:23:03, by admin Email , 3 words   Japanese (JP)
Categories: Uncategorized

量子力学を見直す

量子力学の発端は、ボーアの原子模型です。原子核の周りを電子が回っていると言う、仮説です。物質を構成する原子は、中心に核を持ち、周囲を電子が回っているのではないかと推測されました。ところが、この原子模型には古典力学では説明のできない欠陥がありました。

原子核の電荷は+、電子の電荷はーです。原子核と電子は引き合います。そのため電子は原子核の周囲回ることで、原子核に落ちないように、遠心力が必要になりました。ところが、電子が回転するという状態は、電子が電磁波を放出するため、エネルギーを失って、原子核に落ちていく、と言う欠陥があったのです。

じっさいの電子は原子核に落ちていきません。そのため、この状態を説明するために、2つのことが主張されました。電子は波の状態で存在する=ドブロイ波、また電子の取る軌道、すなわちエネルギーは飛び飛びの値をとる=量子化の2つです。

この2つの条件を数式で表すために波動関数が導入されました。古典物理で物質の状態を記述するとき、運動法的式が使われます。運動の状態は、時間、空間、質量などによって定められ、結果は確定されます。ところが波動関数を使うことで、状態は確率的になって、結果もひとつに定めることが不可能になります。電子1個を扱う場合でも、統計的にしか扱うことができなくなるのです。

そのため、二重スリット問題、不確定性原理、シュレディンガーの猫といったさまざまな現象、矛盾が現れてきました。元をただせば、ボーアの原子模型で電子が周回するという現象を説明するために生まれたものです。量子力学が一見成功しているように見えるのは、統計力学を含んでいるからです。ボーズ凝縮、トンネル効果などは、大量の粒子を対象にした現象です。統計力学を含んだ量子力学は、マクロカノニカルでは、かなり正確に現象を記述することができるのです。

もういちど考えて見ます。ボーアの原子模型では、原子核の+と電子のーがクーロン力で引き合っているために、遠心力が必要とされたのです。このクーロン力が及ぶ状態をあらわす電気力線は、マクスウェルが説いたものです。マクスウェルは+とーの電気力線は途中で中和すると考えました。しかしもともとの電気力線を考案したファラデーは、電気力線は+、-が中和しないで、まっすぐに対象に届くと考えていたのです。

つまり原子核にマイナスの電荷があれば、電子は原子核の周りを回らなくてもよくなります。マイナス同士で反発するからです。マイナスは中性子が持っています。中性子は単独でいると約15分くらいで、陽子と電子に崩壊します。中性子は陽子と電子がくっついたものと考えられます。むしろ、原子核は陽子と陽子が電子で直接くっつけられた状態と考えたほうが合理的です。原子核内部にマイナスの電荷があるため、軌道上に電子をつなぎとめておくことが可能になります。陽子のプラスで引き付け、原子核内の電子のマイナスで反発する。軌道上の電子はゆるく原子核の+-につながれているのです。

静的原子模型では、原子核の構造が軌道上の電子を規定します。核分裂、核融合といった核変換は、陽子と陽子の組み合わせで説明できます。もう少し俯瞰して原子の構造を考えると、陽子と電子が自然に結合すると、軌道上に電子を抱える構造が出来上がるということです。この構造はかなり複雑な形態をとるようです。原子番号が4のBeまで原子核の構造を考えてみましたが、原子番号が5のBになると陽子と電子の組み合わせが急に複雑になって、手に負えなくなってきます。B以上の元素に関しては少し時間がかかりそうです。

追記:後に陽子がニュートリノの照射を受けてガンマ線を放射する陽子振動が、電子軌道を作っていることがわかった。

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 『電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を明記してください。
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物理学を根本から考え直したBernard Burchell博士のオルタナティブフィジックスです。
科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

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さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

トムヴァンフランダーン博士の「重力の速さ」の考察をGoogleで翻訳してみました。

ロシアの「新しい物理学の概要」は、ちょっと違った視点を与えてくれます。

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相は興味深い現象がたくさん紹介されています。

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