電気的地球科学では、静的原子模型を主張している。量子力学の電子は、原子核周辺に雲のように取り巻く、確率的存在だ。量子力学が描く原子模型が、電気力線の間違いから作られたことを説明した。電子は原子核内部の電子に反発するので、陽子のプラスに引き付けられつつ、電子のマイナスに反発する。
これはヘリウム原子だが、電子は原子核の周囲に引力と反発力でゆるく固定されている。
ゆるく固定された電子は、周囲の電磁波の放射を受け、細かく振動しているはずだ。原子核も振動するが、電子よりはるかに大きいため、電子の振動に比べると小さい。この電子の振動がマクロでは熱として現れる。
閉ざされた容器に入れた気体の温度が上昇すると、圧力が増える。開放系では、体積が増える。原子の外側に面している電子の振動が大きくなるため、原子間、分子間で電気的反発力が増える。気体の熱膨張は、静的原子模型では、電子の振動で説明できる。
追記:ここでは電子の振動と書いたが、じっさいには電子はその場で周回していると思われる。小さな円を描いている。この円の向きがそろうと磁力が発生する。キュリー温度はそろった円周運動が熱でばらばらになるため。
筆者は人類は月には行っていないと考えていた。着陸船の噴射が見えないという致命的な証拠があったからだ。しかし、この記事を読んで考えが変わった。
「月の石」、実は木の化石だった オランダ国立美術館
http://www.afpbb.com/articles/-/2635392
「石はマッチ箱ほどの大きさで、ウィリアム・ミッデンドーフ(William Middendorf)駐オランダ米大使が1969年に、同年7月10日に人類初の月面着陸を果たした米国人宇宙飛行士ら3人からの贈り物として、元首相のウィレム・ドレース(Willem Drees)氏に贈った。」
記事では、木の化石は月の石ではないと言う趣旨で書かれているが、まちがっている。月は地球と同じ出来方をしたはずで、その材料には化石が含まれているはずだからだ。地球も月も、かつてあった惑星を材料にして、木星内部で作られた。化石はバラバラになった惑星の生物なのだ。つまりNASAは木の化石と知らずに本物の月の石を贈った。
月に化石はない、という常識はまちがっている。化石はある。月が地球に向けている面は内部から膨張した痕跡が多くある。いずれ、探査機が月から恐竜の化石を持ってくるはずだ。