9月28日にインドネシア、スラウェシ島を震源とする地震では、奇妙な現象が起きていた。
http://time.com/5413507/liquefaction-indonesia-earthquake-damage/
大量の泥と水が噴出して、数キロにわたって村や畑を押し流していたのだ。報道では、液状化と地滑りが起きたとされている。
周辺を見ると東側に標高200m程度の丘陵地が広がっているが、傾斜は非常に緩やかだ。通常であれば地滑りの起きる地形ではない。液状化が起きたとされるが、地震による液状化現象は、砂地で地下水が大量にある場合に起きる。現場の画像からは、赤土が流れている。
「地中から噴き出した泥は「高さ約10メートルはある教会の屋根まで達した」。」
地下にたまっていた大量の赤土の泥が湧き出したと考えられるのだ。赤土は岩石の相転移の結果できたのだ。
電気的地球科学では、地球内部では相転移による体積膨張が起きていると考えている。膨張が具体的にどのような形で地表に現れるのか、漠然としかわからなかった。しかし、今回の地震で現れた大量の泥水は、地球膨張のひとつのパターンと考えられる。
インドネシア周辺は、スンダ大陸があったと推測されているが、海中に沈んだのではなく、膨張により大陸が分かれて、多くの島になった。現在も膨張が続いている場所だ。
台風24号は非常に強力な台風だった。ひまわり8号の画像で24号をチェックしていると、不思議なパターンがあることに気がついた。
赤線で囲んだ外側に引かれた筋はなんだろう?
同じような筋は、巨大ハリケーン・フローレンスにもあった。いろいろ調べてみると、これはプラズマ放電で作られる渦の周辺に見られるパターンと同じだ。
大気は電離しているのでプラズマだ。台風の中心と周辺には電位差が生じている。気圧は電離層と地表の電位差が作っているからだ。台風の周辺では、電位差によってイオン風が生じている。イオン風の向きは、台風の渦の方角とは異なり、台風の内側から外側に向かって吹く。このとき、雲がイオン風によって押し流されるので、糸を引いたような筋雲が現れる。
一般的には、台風の渦の下側から吸い込まれた空気が、渦の上層から外側に吐き出されると説明されている。そのとおりなら、内側にも筋雲が出来るはずだが見当たらない。
外側に向かった筋雲は、台風が大気プラズマによる電磁気現象である証拠といえる。