オレがむかし 夕焼けだったころ弟は小やけだった 父さんが胸やけで母さんが霜やけだったわかんねエだろうナ 信じられないだろうが人間やる前惑星やってた
アステカの太陽の石、5つの太陽が描かれている。http://www8.plala.or.jp/KgnosisAC/sub3-Jinrui-astec.htmlより
オレが昔、海王星だったころ、土星は太陽だった。その太陽がしぼんで土星になると、こんどはまた新しい太陽が生まれた。木星だ。木星もしばらくしてしぼんだ。じつはオレも昔は太陽だった。となりの天王星もそうだ。いまの太陽は5番目になる。太陽は意外と簡単に作れる。宇宙を流れる星間物質に磁場のねじれが出来ると、星間物質が圧縮されて、輝きだす。中身は空洞だ。時間がたつと空洞の中に岩石や鉄が増えてくる。外から彗星も飛び込むので、岩石がどんどん溜まってくる。ある程度岩石が溜まると、太陽はしぼみ始める。ガス惑星になる。輝きを失うと、星間物質を集める磁場が弱くなるので、ほかの場所に再び星間物質が濃縮され始める。元の太陽はしぼんで太陽系の中心からはずれてしまう。新しい太陽が輝きだすが、古い太陽はしばらくの間ぼんやりとした光を放つ。褐色矮星だ。太陽からガス惑星にとしぼんでいくと、自転速度が速くなる。内部に溜まった岩石の一部が赤道部から溶けたまま流れ出す。溶けた岩石は、自転と共に回転しながら赤道の周囲に輪を作る。土星の輪はしぼんでいく過程で作られた。木星にも大きな輪があったが、木星内部から岩石惑星が出て行くときに壊してしまった。いまでも、天王星、海王星、木星、土星にはわっかがある。
わっかるかな? わかんねえだろうナ
MUTUBEで紹介された太陽空洞論