一般相対性理論は、もっぱら行列で式が線形、量子力学は統計的解釈。思想がまったく違う。でも最大の問題点は、両方とも間違ってるところ。相対性理論のほうがひどいけど、量子力学と共通で電磁気を間違えている。
ひとつだけ間違いをあげておくと、マクスウエルの電磁方程式では、
⊿E = - ∂B/∂t
電界と磁界の関係を表す式となる。これは等号で結ばれているので、電界と磁界が等価に扱われている。しかし、
電界の変化→磁界
だけど、
磁界の変化→×電界
なのだ。ファラデーの電磁誘導は、磁界の変化で銅線内部の自由電子が移動するので電界が変化する。磁界の変化が、何もないところから電界を生んでいるわけではない。マクスウエルはファラデーの実験ノートから数式化するときに勘違いしてしまった。=(イコール)で結んでしまったことも誤解の元だ。
これの意味するところは、相対性理論の空間、場がおかしいということ。電磁波の伝播では、電界と磁界が交互に発生しながら進むとされるが、磁界の変化は電界を生まないので、このモデルは成立しない。これが電磁波の伝播方法が間違っていることから、量子力学での光電効果、コンプトン散乱も意味が違ってくる。光電効果、コンプトン散乱は光の粒子性を表わす証明だと考えられている。しかし、いずれも電界のパルスで説明が可能だ。
光が電界のパルスで、粒子を媒介にして伝わる。ニュートリノも電界のパルスで、非常に短いため、伝達するときの減衰がほとんどない。また、ニュートリノはほとんどすべての陽子を媒介とするため、あまねく電界の振動を伝えている。これは陽子、電子の持つ電界の元になっている。自然は永久機関ではなかった。