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2019/01/02

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Categories: Classic Science

ホリスティック(holistic)の重要性

この破壊学のブログを初めて読んだ人は、違和感があるはずだ。教科書で書かれている地球科学、物理学とはかなり異なる内容に、たぶん、反発を覚えるだろう。記憶は自己意識であるので、自己を守ろうとする機能が自動的に働く。論理的、合理的に思考できないと自分が一度記憶したことと異なるストーリーを受け入れることは困難になる。

電気的地球科学は、物理学に5つ(一つ増えた!)の間違いが入り込んでいることを指摘してきた。最初は間違いを修正するだけだったが、そこで気がついたことがある。自然現象の連続性だ。

地球の自転は、マグマに流れる電流によるファラデーモーターだ。電流は地球内部から湧き上がってくる電子による。地球内部の電子は、自転することで地球磁場を生んでいる。同時にシューマン共振を発生させ、地球の重力を生む。電子の由来はカンラン石の相転移だ。相転移により水と二酸化炭素を放出する。二酸化炭素はミューオン核融合で酸素と窒素に分かれる。地下からの電子の挙動は、太陽と月の電荷に左右される。月は地球内部の電子の動きを制御して、地球の自転速度を調整している。地震も自転速度の微調整を行っている。また電子は地表から電離層に移動する際、雨を降らせる。カンラン石の相転移は地球を膨張させている。膨張は海底を拡大させ、海水面を低下させる。膨張が促進されるとき、水も大量に発生する。電子の放出も増えるので雨も増える。海底が拡大して海水面が減った分が補われる。

まだまだあるが、自然現象にはひとつも無駄がないことがわかると思う。

一般に現代科学は、自然現象をその原因までさかのぼって行く、還元主義であるという。還元主義はデカルトの機械的世界観に端を発しているとされる。しかし、破壊学ではデカルトが機械的世界観で主張したのは、物と物による自然現象の説明であると指摘した。現象をばらばらにして原因をいくつかの重要な法則に求める方法は少し違うのだ。

還元主義の反動として1970年代にニューサイエンスが出てきた。ホリスティック・サイエンスともいわれ、現象を自然全体から見ることで科学を構築しなおす運動だった。「機械の中の幽霊」(ケストラー)がよく読まれたのは、人間を機能面から解体していくと、どこにも中枢が存在しないという還元主義の矛盾をうまく突いた内容だったからだ。だが、ホリスティック・サイエンスは現在では医学の一部に残るだけで、物理学には異端としての記憶しか残されていない。

電気的地球科学を考え始めたとき、地震がその発端だった。地震は先にあげたように地球の公転から始まる大きな連続の中に存在する。さらに地球の重力をシューマン共振であると突き止める過程で、電磁波、原子に思索の対象が移っていった。現在では、太陽、太陽系、銀河、大規模構造まで含まれるようになった。自然は互いに連続していて、関係しあっている。まさにホリスティックな宇宙を電気的地球科学は発見した。

ニューサイエンスのブームは、1950年代から70年代まであったヴェリコフスキーとの論争が生んだ。海外ではその後も論争は続いていて、そのなかで相対性理論は80年代に破綻した。現在は量子力学が論争の焦点になっている。低温核融合に関する議論は、じつは量子力学の正当性の議論なのだ。早晩、中性子が陽子と電子の複合粒子であると確認され、クオークは否定されるだろう。クオークの分数電荷は、原子核内で陽子と陽子を結合させている電子の電荷だからだ。クオークの否定は素粒子科学の大部分をやり直す結果になるはずだ。素粒子科学には、現象の連続性がない。

自然現象全体の連続性とは、デザインに一貫性があることだ。現在の科学は、宇宙は偶然生まれ、生命も偶然生まれたとする。宗教の神と宇宙、自然には関係がない。それは人類の独立性を保障している原理でもある。しかし、宇宙がデザインされ、生命も同じだとしたら、人類は誰かが作ったことになる。責任者出て来いの世界だ。

2019/01/01

Permalink 00:01:10, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

神話から見た日本列島の作られ方

日本列島はユーラシア大陸の東端が分離して出来た島です。日本周辺の汽水湖の堆積物を調べると、約7万年前くらいまでしかありません。それ以上古い堆積物がないのです。ということは、日本列島は7万年位前にできたということです。

同じ7万年位前、インドネシアのトバ火山の噴火がありました。この噴火で人類は絶滅寸前まで人口が減少したといわれています。でも、本当に噴火だったのでしょうか?

記紀神話によれば、日本列島はできたとき、べろんとした山のない湿地だったと書かれています。ちょうど、現在のシベリアのような北極圏に見られる平坦な地形だったのです。そこに神様が2人派遣されてきました。国産み神話は次のように書かれています。

「伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の二柱の神は、別天津神(ことあまつがみ)たちに漂っていた大地を完成させるよう命じられる。別天津神たちは天沼矛(あめのぬぼこ)を二神に与えた。伊邪那岐・伊邪那美は天浮橋(あめのうきはし)に立ち、天沼矛で渾沌とした大地をかき混ぜる。このとき、矛から滴り落ちたものが積もって淤能碁呂島(おのごろじま)となった[1]。」

天沼矛は稲妻の形をした剣です。つまり、2人の神様は天浮橋、衛星軌道から放電を起こしました。スターウオーズに出てくるデススターのような兵器です。大放電を起こすと、「漂っていた大地」が「矛から滴り落ちたものが積もって淤能碁呂島(おのごろじま)」、つまり日本列島になったのです。大放電によって、平らだった日本列島の地形が地殻から巻き上げられて、超音速の衝撃波で押し付けられ、岩石が一瞬でできて、山になったという話です。

日本列島の大部分を占める第四紀層のぐちゃぐちゃした地層は、大放電の衝撃波で作られたのです。海岸に見られる柱状節理は大電流が流れ、岩石が磁場の作る六角形に結晶化したものです。その証拠に柱状節理には、堆積岩と火成岩があります。方位磁石が反応するほど磁化されています。日本列島の周囲にある大陸棚は、放電の衝撃で内陸部に岩石が放り出されたためにできた地形です。放電はきまぐれで起こされたものではなかったのです。

このデススターによる放電は、日本だけでなく世界各地で起こされました。アメリカインディアンの神話にも、雷で生き物が絶滅した話が残っています。日本列島が出来たのは7万年前ですが、その後、何度も大放電が起きていることが神話、伝承に残っています。

日本列島はほとんどが1000m以下の低い山で出来ています。放電の衝撃で山が出来た後、地球内部の膨張が再び続いたため、列島は関東平野から折り曲げられました。日本各地の平野、盆地も膨張で広がった地形です。日本の中央を比較的高い山が貫いていますが、これは列島の両側から衝撃波が加えられたために土砂が積み上げられ、盛り上がった地形です。衝撃波と電流は岩石を変成させ、圧縮は堆積岩を作ります。カール地形は氷河の侵食といわれますが、これこそ、超音速の衝撃波が叩いた圧力で形成された地形です。

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 『電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を明記してください。
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@520chain
物理学を根本から考え直したBernard Burchell博士のオルタナティブフィジックスです。
科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

今日の電気的宇宙

さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

トムヴァンフランダーン博士の「重力の速さ」の考察をGoogleで翻訳してみました。

ロシアの「新しい物理学の概要」は、ちょっと違った視点を与えてくれます。

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相は興味深い現象がたくさん紹介されています。

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