Archives for: 2019年February

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2019/02/28

Permalink 19:13:23, by admin Email , 5 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

夕日が赤いのは電離層が発光しているため

twitterで空が青いのはオゾン層が発光しているためと書いたら、急にアクセスが増えた。ついでに夕日が赤いのは電離層が発光しているためと書いたら、結構反論がついた。でも、この画像を見ると電離層が発光しているのは一目瞭然だ。

グリーンフラッシュは非常に珍しい現象で、夕日が沈むとき、あざやかな緑に光る。めったに現れないが、ネット上にはたくさんの画像がアップされている。wikipediaでは、グリーンフラッシュは次のように説明されている。

地球の大気に斜めに入射することによって、太陽光は、プリズムによって光が曲げられるのと同じように屈折する。一方、太陽光は、大気によるレイリー散乱のため短い波長から散乱されて、波長の長い赤に近い光だけが地表に届くことになる。これが夕日の赤い理由であるが、空気が非常に澄んだ条件では、より波長の短い緑の光まで散乱されずに届く。

この時、赤から緑の色に分離した太陽が上下に少しずれながら重なり合って見えていることになるが、赤色の方がはるかに強いため太陽は赤く見える。しかし、日没や日の出の際に赤色の太陽が地平線、水平線、雲で隠された時、最頂部の緑色の太陽のみが見えることになる。この光が、大気のゆらぎによってまたたくものと考えられる。 」

こんなややこしい現象が起きるか疑問だが、F層の下にはE層があって、緑に発光するのだ。

E層の厚さはわずか40km程度しかないので、よほど強く発光しないと緑は見えない。太陽光が傾き斜めに電離層を横切るとき、E層が強調される瞬間があるのだろう。その下にあるD層は黄色く発光するが、太陽光に紛れ目立たないと考えられる。Wikipediaの説明のように大気がプリズムの役目をするなら、なぜほかの色が出てこないのか説明できない。波長のせいなら、太陽の傾き加減で夕日の色は変化するはずだ。

電離層が緑に発光すると考えたほうが合理的だろう。

2019/02/26

Permalink 10:27:59, by admin Email , 5 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

科学的であるとは何か?

自分が科学的であると自覚している人でも、科学とは何かを徹底的に考えた人は少ない。筆者は科学史と科学哲学を図書館で読んだ程度で、ポパーの反証可能性とクーンの科学革命くらいしか知らなかった。1970年代にニューサイエンスブームがアメリカからやってきた。ちょうどこのころは、プレートテクトニクス、ビッグバン理論が日本に紹介された時期でもあった。日本人研究者がビッグバンを補完するインフレーションを主張したことを雑誌で読んだ記憶がある。新しい理論、考え方が大量に入ってきた時代だ。

これら新理論の背景には、観測装置、機器の開発による新発見が大量にあった。海底掘削により、海底の構造が明らかになるとプレート移動の根拠が補強された。電波天文学による中性子星の発見、宇宙背景放射の精密測定などがビッグバンを強固にした。

しかし、プレートテクトニクスには地球膨張論、ビッグバンには定常宇宙論が対抗としてあった。定常宇宙論を主張する日本人研究者がいなかったせいか、ビッグバンは比較的すんなりと日本に受け入れられた。プレートテクトニクスは、岩石学の権威が地球膨張論を主張していたため、すんなりとはいかなかったようだ。当時を思い出すとNHKによるプレートテクトニクスの紹介番組や山のように書籍が出たことを覚えている。科学雑誌にも盛んに紹介された。プレートテクトニクスは、学会ではなく一般大衆という外堀から攻められた。その後、地震研究はプレートテクトニクス以外には予算がつかない状態に成ったらしい。

新しい理論は、従来の理論より優れているから普及するといわれるが、このような70年代に起きた事情を知っている者から見れば、明らかに間違っているといえる。かなり科学以外の意図が作用している。研究費という政治的理由がそこには見え隠れする。プレートテクトニクスの導入には、地震予算の誘致があった。

ビッグバンにも同じ事情がある。現在のJAXAの前身である宇宙開発事業団は技術供与などでNASAと提携をしていた。当時のアメリカは、1950年代から続いたヴェリコフスキーとの議論で、かたくなに定常宇宙論、プラズマ宇宙論を否定していた。日本の研究者はビッグバン宇宙論を受け入れざるを得なかった。余談になるが、NASA、JAXAの異説を排除する姿勢には、宗教的信仰を感じるほどだ。

前振りが長くなったが、この半世紀の間、科学では何が科学かと言う哲学的議論がほとんどないことがわかってもらえたと思う。とくに1990年代、チェルノブイリ事故以降、日本では科学雑誌が激減して、いわゆるポピュラーサイエンスが終焉した。プレートテクトニクス、ビッグバン理論、学校で教える科学以外をすべて排除する仕組みが出来上がった。STAP細胞の騒動などは、すべてこの排除システムが順当に機能した結果だ。

科学的とは何か? すでにデカルトが明確に指摘している。デカルトは機械的世界観を主張した。機械時計のように自然は部品が組み合わさって動いている。自然を部品に分解して理解するのが還元主義とも呼ばれる、デカルトの機械的自然観だ。しかしこの見方はデカルトの主張の半分しか表していない。自然を物と物で説明することは、物を操作すれば自然を操作できる、これがデカルトの主張の本当の意味なのだ。

デカルトは近接作用で自然を説明することを主張した。近接作用は物と物が直接接することで働く。ニュートンの万有引力は、近接作用に反する、遠隔作用だった。また、当時の天文家が抱いていた惑星間に働く斥力を無視していた。ガリレオ、ケプラーなどは、天空をふらふらと惑う星同士がなぜぶつからないかを考えていた。引力だけでは、やがて宇宙はひとつの固まりになるとカントは万有引力を批判した。

地上と宇宙空間に働く引力が同じ力であると証明されたことは一度もない。引力は物の量に比例するとプリンキピアには書かれていたが、誰も実験で証明できなかった。1世紀後に行われたキャベンディッシュの実験は、鉛が反磁性体であることをファラデーが発見して、否定された(はずだった)。そんなことを知らない実験しない科学者、アインシュタインは万有引力を、数学上の概念である空間を使って、証明してしまった。空間は物ではない。空間を操作することは不可能なので、引力は制御できない力になった。

合理的、論理的に考えることは非常に難しい。たとえばスポーツは何度も基本的な動作を繰り返すことで、次第に複雑な動きを習得していく。小脳には体を動かすための経験が神経パターンとして蓄積される。考えることも同じだ。単純な論理を組み合わせて複雑な論理を組み立てるが、その段階は経験によって練習が必要だ。いきなり、複雑なことを論理的に考えることは出来ない。思考をつかさどる大脳辺縁系に合理的に考えるための神経パターンがないからだ。ほとんどの人は考える訓練をしたことがない。学校ではひたすら教科書を疑問を抱くことなく暗記する。暗記だけの訓練が12年間、長いと16年から18年も続く。学歴が高いほど、合理的に考えることができなくなる。これは脳機能の成長の結果だ。

科学的であることは、若いときに考える訓練を積んで、デカルトの方法論を実践する先にある。思い立ってすぐにできるというわけにはいかない。

2019/02/21

Permalink 08:51:00, by admin Email , 5 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

化石は一瞬で出来た②

さて、放電がなぜ化石につながっているかという話だった。電気的地球科学では、静的原子模型を提唱している。原子核は陽子が励起された電子=中間子によって結合されている。電子はそのエネルギーによって形態が変化する。高電圧を与えられた電子は大きくなって、電荷の影響範囲が広がるのだ。化石化を引き起こす放電は、惑星規模の威力だ。その電圧は数千万ボルトにも達すると予想される。つまり電子は中間子として放出されることになる。

たとえば、海水に巨大な放電が流れたとする。数千万ボルトのエネルギーを持った膨大な量の電子=中間子が水の分子に注ぎ込まれる。H2Oは原子核の原子量の合計が20だ。これはCaと同じ。つまり、水からカルシウムが合成される。水の分子が6個では、水素原子が12個、酸素が6個。水素原子が12個集まるとC炭素原子になる。水の分子7個でCaCO3、炭酸カルシウムができる。酸素が余ってしまうけど。生物を構成する原子でも同じ変化が起きる。たんぱく質、骨などは、シリコンの化合物に変化する。強力な放電により、中間子が水、生体に注ぎ込まれることが化石化なのだ。惑星規模の放電で、生物は一瞬で化石化する。

これが、神話に語られるゴーゴンの正体だった。おそらく日本列島に住んでいた住民は、放電を脇から見ることが出来たのかもしれない。注連縄はその記憶が作ったのだろう。すると注連縄を飾っている神社は、放電を起こした張本人なのかもしれない。日本では神様を一柱、二柱と数える。柱とはなんだろう?

これは古墳の壁画に描かれた「柱」の隣に立つ人物像だ。「柱」は何かに似ている。

インドのフィンズー寺院は、インド神話に登場する宇宙船ビマーナを模したものといわれている。これは「柱」か!

2019/02/19

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Categories: Earth Science

化石は一瞬で出来た①

古代の生物が亡くなると土砂に埋もれ、長い時間をかけて化石に変化すると考えられている。ある種の化石は、生物の遺体に含まれるたんぱく質などが岩石の成分、二酸化珪素、炭酸カルシウムなどに置き換わっている。化石を包む岩石の成分がしみこんで置き換わっていった。数百万年、数億年の時間が化石には必要だ。

ところが最近の研究によれば、化石は非常に短時間で形成されたことがわかってきた。ツノガイの一種は遺体の周囲にたんぱく質が浸みだしてノジュールを作る。化石化のプロセスは数百万年よりずっと短いと予想されるのだという。

そこで、これを見てほしい。

このカニは石灰岩の中から見つかったが、まるでえさをつまんでいるようなポーズで化石になっている。ぺしゃんこにもなっていない。足跡の化石のように、生物の遺体とは無関係の化石もある。くらげの化石も発見されている。

このような化石を見ると短時間どころか、一瞬で出来たんじゃないかと思えてしまう。足跡やクラゲの化石は、非常に短い時間でなければ、その形が残らないからだ。

一瞬で石になるのは、ゴーゴンの神話がある。ゴーゴン、メデューサとも呼ばれる怪物は、女性の髪の毛がヘビに描かれている。その姿を見ただけで、石に変えてしまうのだ。

日本神話にはゴーゴンのような怪物はいない。ヘビは日本の神社では注連縄として掲げられている。

注連縄の形を見てもらうとわかるが、ヘビのような縄から白いひらひらが下がっている。そこで、この動画を見てほしい。

スターウオーズには惑星破壊兵器が出てくる。プラズマを使った巨大な兵器だ。これが発射される光景を脇から見るとどうなるか? この動画ではプラズマがまっすぐな線として描かれているが、プラズマを遠方に照射するためには、磁場による回転を加える必要がある。プラスとマイナスの荷電粒子が互いにねじれながら進む。また、回転したプラズマからは周囲に放電が起きているはずだ。つまり、注連縄の形になるのだ。

「神話から見た日本列島の作られ方」でもデススターが日本列島を作ったと説明した。この放電を脇から見ていた人がいたとすれば、注連縄のような状態で放電が起きた光景を見たはずだ。スターウオーズでは、直撃した惑星の住民が空を見上げるシーンがある。

えっ、放電と化石がどう関係しているって? それは次回。

2019/02/11

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Categories: Classic Science

反重力装置、本物!

ロシア人が反重力装置の開発に成功したようだ。

動画だけで、真贋を判断するのは難しいが、製作者のほかの動画を見ると、その原理や構造が詳しく説明されている。

反重力の原理は、昆虫学者グレベニコフの反重力プラットホームと同じだと主張している。グレベニコフの反重力プラットホームは数年前から知られるようになった。彼は昆虫がなぜ飛ぶのかを調べていくと、羽の微細構造に注目した。昆虫の羽根は、電子を大量に蓄えることが出来るというのだ。電子を蓄える誘電率の高い物質にはロッシェル塩やチタン酸バリウムがある。昆虫の羽はこれらの誘電体よりもはるかに多くの電子を蓄えることが出来るという。

地表がマイナスの電荷を持つことは電気的地球科学でも指摘してきた。マイナスの電荷を大量にためれば、地表との間に反発力が働くはずだ。でもこれだけで、ふわふわと浮くことが出来るだろうか? 地表の重力はEMドライブと同じ原理の電磁質量だ。地表との反発力だけでは、シューマン共振による引力を振りほどくことは出来ないはずだ。

そこで、この反重力装置の構造をよく見ていくと面白いことに気がついた。回転する上下のアルミ円板の下側に磁石が取り付けてある。真ん中に高電圧を加えた円板がある。回転する円板にも電圧がかけてある。これは真ん中の円板にかかる電荷を下側の磁石が回転しながらさえぎることで、擬似的なシューマン共振、ELFを発生させているのではないか? 昆虫の羽根も電子を大量に蓄えた羽を細かく振動させている。電荷が変化しているのはELFの特徴だ。

筆者は、地球の重力がシューマン共振による電磁質量であると推測してから、なんとかしてシューマン共振を発生させるか、遮蔽できないかと考えてきた。ロシア人の反重力装置では、ELFが発生していると考えられる。

これ、本物か!

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 『電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を明記してください。
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物理学を根本から考え直したBernard Burchell博士のオルタナティブフィジックスです。
科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

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さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

トムヴァンフランダーン博士の「重力の速さ」の考察をGoogleで翻訳してみました。

ロシアの「新しい物理学の概要」は、ちょっと違った視点を与えてくれます。

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相は興味深い現象がたくさん紹介されています。

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