さて、放電がなぜ化石につながっているかという話だった。電気的地球科学では、静的原子模型を提唱している。原子核は陽子が励起された電子=中間子によって結合されている。電子はそのエネルギーによって形態が変化する。高電圧を与えられた電子は大きくなって、電荷の影響範囲が広がるのだ。化石化を引き起こす放電は、惑星規模の威力だ。その電圧は数千万ボルトにも達すると予想される。つまり電子は中間子として放出されることになる。
たとえば、海水に巨大な放電が流れたとする。数千万ボルトのエネルギーを持った膨大な量の電子=中間子が水の分子に注ぎ込まれる。H2Oは原子核の原子量の合計が20だ。これはCaと同じ。つまり、水からカルシウムが合成される。水の分子が6個では、水素原子が12個、酸素が6個。水素原子が12個集まるとC炭素原子になる。水の分子7個でCaCO3、炭酸カルシウムができる。酸素が余ってしまうけど。生物を構成する原子でも同じ変化が起きる。たんぱく質、骨などは、シリコンの化合物に変化する。強力な放電により、中間子が水、生体に注ぎ込まれることが化石化なのだ。惑星規模の放電で、生物は一瞬で化石化する。
これが、神話に語られるゴーゴンの正体だった。おそらく日本列島に住んでいた住民は、放電を脇から見ることが出来たのかもしれない。注連縄はその記憶が作ったのだろう。すると注連縄を飾っている神社は、放電を起こした張本人なのかもしれない。日本では神様を一柱、二柱と数える。柱とはなんだろう?
これは古墳の壁画に描かれた「柱」の隣に立つ人物像だ。「柱」は何かに似ている。
インドのフィンズー寺院は、インド神話に登場する宇宙船ビマーナを模したものといわれている。これは「柱」か!