地球は電気的活動をしていると説明してもなかなかわかってくれる人は少ない。でも、これを見ると理解できるかもしれない。
これはSoftware Radioで0~800kHzくらいまでをスペクトルグラフで見たものだ。左の0~180kHzくらいまで、ノイズの山が見える。180kHzから上の長波になるとしだいにノイズが増えていく。じつは、これらのノイズは人工的なものではない。おそらく地球自身か大気、電離層が発生させているノイズだ。
左側のSLFの領域では潜水艦の電波が時たま見える。世界中には、この低い周波数で送信している電波がいくつもある。いずれも数百キロワットという非常に高い出力だ。気象兵器、地震兵器としてHAARPが指摘されるが、HAARPの出力は最大で数メガワットしかない。しかし、この自然が発生するノイズを見ればわかるが、人間が逆立ちしてもこれだけ強力な電波を発生させることは無理だ。これだけ強力な電波が何もしていないことがあるだろうか?
物事を論理的に考えるということは意外と難しい。たいていの人は、目の前の出来事を記憶の引き出しから探してきて、条件反射として、意識・行動している。日常のほとんどはこの繰り返しだ。いちいち、考えていたらまったく前に進むことができないだろう。おまけに人間の精神には自己擁護という機能がついている。過去・現在の自分を自動的に肯定する機能だ。合理的に考えるためには、最初にこの自己擁護を機能停止にしておかないとだめなのだ。でも、これは訓練しないと出来ない。
このブログで展開している電気的地球科学も多くの人にとっては、ただのノイズでしかないだろう。学校で教わった常識、教科書などに書いてあることとは、あまりにかけ離れた内容だからだ。論理を積み上げることでしか、これから書くことは理解できないだろうし、そのまえに反感を買うだけだ。
陽子は空洞ではないかという予想をした。陽子だけではなく電子も空洞である可能性が高い。通常、電子の大きさはわからないことになっているが、SEAMでは電圧が高いのは電子の大きさではないかと指摘している。
太陽が空洞であるのと同じ仕組みで、陽子は内部のプラスの電荷で反発、膨らんでいる。電荷はニュートリノがもたらすので、ニュートリノの入射で増える。増えると膨らんで大きくなるが、そのとき周囲にガンマ線を放出して、再び元に戻る。
陽子が近づくとどうなるだろう。脳内シミュレーションで考えてみた。通常、プラス同士の陽子は反発して近づくことはない。電気的反発力より強い力で押し付けられたとき、両者はどうなるだろう?
プラスの電荷を持つ陽子の表面は、近づくと強力な反発力で変形する。ピンポン玉を指で押すとプラスチックが凹んで内側に反り返る。同じことが陽子の表面で起きる。内側に凹んだ面は、円形だ。そのふちは鋭くとがっているはずだ。
凹んだ部分の周囲は、ふちになって鋭い形になるはずだ。最も反発力が少ない形状になる。この部分が接触すると陽子と陽子の間に、小さな球状の形が生まれる。電荷の極性は変わることがないというのが現在の物理学の常識だ。しかしSEAMでは、ここに新しい法則を予測してみたい。陽子を構成している壁が裏表反転すると極性も反転する。プラスからマイナスの電荷に逆転するという予想を立ててみよう。
すると陽子が衝突したその間隙に電子が生まれる。陽子と陽子をそのままつなぎとめれば、中間子という事になる。陽子と電子は同じモノから出来ていることになる。すると、この世界は裏表が互いに逆の電荷を持つ不思議な物質で出来ていることになる。本当か?