Archives for: 2019年September

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2019/09/22

Permalink 10:49:53, by admin Email , 12 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

核内電子説を再考する

wikipediaの中性子の発見では、核内電子説は、いくつかの実験、仮説から排除されたと書かれている。電気的地球科学では、SEAM―静的電子原子模型を主張しているが、SEAMの観点から、核内電子説が排除された理由を見てみよう。

Ralph Kronigは、1926年に、観測された原子スペクトルの超微細構造が、陽子-電子の仮説と矛盾していることを指摘しました。この構造は、軌道を回る電子のダイナミクスに対する核の影響によって引き起こされます。想定される「核電子」の磁気モーメントは、ゼーマン効果と同様の超微細なスペクトル線分裂を生じるはずですが、そのような効果は観察されませんでした。[39] [8]:34 それはまるで電子が核内にあるときに磁気モーメントが消えたように見えた。

原子核内部は陽子と陽子が電子(中間子)により結合されていると考えられる。ゼーマン効果は、小さな半径を周回する電子軌道が揃うことで生じる、励起エネルギーの差だ。核内電子は固定されているので、ゼーマン効果は生じない。

1929年のフランコラセッティによる分子のエネルギーレベルの観測は、陽子電子仮説から予想される核スピンと矛盾していました。[8]:35 [40]二窒素(14 N 2)の分子ラマン分光法は、偶数の回転レベルからの遷移が奇数レベルからの遷移よりも強いことを示したため、偶数レベルがより多く存在します。[1]量子力学とによるパウリ排他原理のスピン14の N核の整数倍ことであるHは(プランク定数を減らした)。[41] [42]しかし、陽子と電子の両方が1/2固有スピン搬送 時間、及び±半スピンの奇数(14個のプロトン+ 7つの電子= 21)を配置する方法がない 時間であるスピンを与えることが整数倍ħ。

これも、核内電子はスピンしないので、当てはまらない。

クラインのパラドックス、[43]によって発見オスカル・クライン 1928年には、核内に閉じ込められた電子の概念にさらに量子力学的異議を提示します。[39]ディラック方程式から導かれたこの明確で正確なパラドックスは、ポテンシャル障壁に近づく高エネルギー電子が障壁を通過する確率が高いことを示した。どうやら、電子はポテンシャル井戸によって核内に閉じ込められなかったようです。このパラドックスの意味は、当時激しく議論されていました。[39]

核内電子は陽子の一部に食い込んで陽子同士を結合しているので、エネルギーが高くても原子核外に出て行くことはない。

1930年頃までに、原子核の陽子-電子モデルを量子力学のハイゼンベルグ不確実性関係と調和させることは困難であると一般に認識されていました。[39] [1] :299この関係、Δ X ⋅Δ P ≥半Hは、領域に閉じ込められた電子は原子核のサイズが有することを意味期待 10~100メガ電子ボルトの運動エネルギーを。[1] [44] [45]このエネルギーは、核から放出されるベータ粒子の観測エネルギーよりも大きい。[1]予想される電子エネルギーは、核子の結合エネルギーよりも大きく、アストンなどは核子あたり9 MeV未満であることを示しました。[46]

どうやら電子は運動エネルギーを持つことで、エネルギーつまり電圧が高くなると考えていたようだ。電気的地球科学では、電圧は電子の大きさであると主張している。大きさが変化することで、パイ中間子、ミュー粒子、電子などに変化する。

核内電子説は、スピンに対する理解、固定された電子、電子のエネルギー変化に対する解釈の違いから、排除されたと考えられる。とくに電子の持つ電圧が変わることで、電子の大きさが変化するという現象が認められていなかったことが大きいのではないか。現在でも電子の大きさについてはほとんど言及されていない。量子力学が袋小路に入っていった時期と過程が明らかになったと思う。これがはっきりすれば、量子力学を脱構築することが可能になるといえる。

2019/09/19

Permalink 09:31:06, by admin Email , 14 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

核内電子説(internal electrons)

1920年代、量子力学がまだ確立されていない時代、原子核は陽子と電子で構成されているという核(内)電子説があった。日本では核内電子説は科学史でもほとんど触れられることがない。wikipediaの「中性子の発見(英語版)」から、Google翻訳で紹介してみよう。

核電子仮説の問題

1920年代を通じて、物理学者は原子核が陽子と「核電子」で構成されていると考えていました。[8]:29–32 [37] [38]この仮説では、窒素-14(14 N)核は14の陽子と7つの電子で構成され、+ 7の基本電荷単位の正味電荷を持つことになります。そして14原子質量単位の質量。核は、14 N原子を完成させるために、ラザフォード[27]によって「外部電子」と呼ばれる別の7電子によっても周回しました。しかし、仮説に関する明らかな問題が明らかになりました。

Ralph Kronigは、1926年に、観測された原子スペクトルの超微細構造が、陽子-電子の仮説と矛盾していることを指摘しました。この構造は、軌道を回る電子のダイナミクスに対する核の影響によって引き起こされます。想定される「核電子」の磁気モーメントは、ゼーマン効果と同様の超微細なスペクトル線分裂を生じるはずですが、そのような効果は観察されませんでした。[39] [8]:34 それはまるで電子が核内にあるときに磁気モーメントが消えたように見えた。

1929年のフランコラセッティによる分子のエネルギーレベルの観測は、陽子電子仮説から予想される核スピンと矛盾していました。[8]:35 [40]二窒素(14 N 2)の分子ラマン分光法は、偶数の回転レベルからの遷移が奇数レベルからの遷移よりも強いことを示したため、偶数レベルがより多く存在します。[1]量子力学とによるパウリ排他原理のスピン14の N核の整数倍ことであるHは(プランク定数を減らした)。[41] [42]しかし、陽子と電子の両方が1/2固有スピン搬送 時間、及び±半スピンの奇数(14個のプロトン+ 7つの電子= 21)を配置する方法がない 時間であるスピンを与えることが整数倍ħ。

クラインのパラドックス、[43]によって発見オスカル・クライン 1928年には、核内に閉じ込められた電子の概念にさらに量子力学的異議を提示します。[39]ディラック方程式から導かれたこの明確で正確なパラドックスは、ポテンシャル障壁に近づく高エネルギー電子が障壁を通過する確率が高いことを示した。どうやら、電子はポテンシャル井戸によって核内に閉じ込められなかったようです。このパラドックスの意味は、当時激しく議論されていました。[39]

1930年頃までに、原子核の陽子-電子モデルを量子力学のハイゼンベルグ不確実性関係と調和させることは困難であると一般に認識されていました。[39] [1] :299この関係、Δ X ⋅Δ P ≥半Hは、領域に閉じ込められた電子は原子核のサイズが有することを意味期待 10~100メガ電子ボルトの運動エネルギーを。[1] [44] [45]このエネルギーは、核から放出されるベータ粒子の観測エネルギーよりも大きい。[1]予想される電子エネルギーは、核子の結合エネルギーよりも大きく、アストンなどは核子あたり9 MeV未満であることを示しました。[46]

これらの考慮事項はすべて、電子が核に存在できないことを「証明」するものではありませんでしたが、物理学者が解釈するのは困難でした。1931年の教科書で、ガモフはこれらの矛盾をすべて要約しました。解釈の混乱に加えて、ベータ崩壊電子の連続的なエネルギー分布は、エネルギーがこの「核電子」プロセスによって保存されていないことを示しているように見えました。確かに、ボーア、ガモウ、ハイゼンベルグなどは、量子力学の法則が核内部では適用されない可能性を考慮しました。[8]:40 [35]量子力学の法則がごく最近古典力学の法則を覆したので、そのような考察は明らかに合理的でした。核に電子が存在しないことに気づくまで、矛盾は神秘的で面倒でした[37]。

太線で強調した部分に注目すれば、原子核内部に電子が存在しないことは、誰も証明していないことが分かる。湯川博士がメモ書きで残したように「核内に於いては electron の存在を否定することが果して当を得て(い)るかどうか、にわかに判断することが出来ない」状況で、核内電子は中性子に置き換えられてしまった、と言えるのだ。

でも、なんでこんな重要なことが、国内では知らされていないのだろう?

2019/09/17

Permalink 17:02:35, by admin Email , 23 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

ハイゼンベルクと湯川博士と第二次世界大戦

20世紀初頭、量子力学の黎明期、原子核内に電子が存在する核内電子という概念があった。1932年にアメリカのチャドウィックが中性子を発見すると、ハイゼンベルクは短い論文を発表した。この論文を湯川博士は筆記した。そこにメモ書きがある。

鉛筆書きのメモは読み難いが以下の様な内容らしい。

「要するにこの論文の特徴は核Electron の問題に関係した難点を Neutron 自身に押しつけて了って、核が Proton、Neutronのみより構成せられるという考えが原子核の安定性に就いて定性的に如何なることがいいうるか考察したるものであって、核内に於いては electron の存在を否定することが果して当を得て(い)るかどうか、にわかに判断することが出来ないが、核を構成する単位粒子の間の相互作用がもっと明らかにされぬ限り、この論文の程度の漠然たる推論で満足する他ないであらう。」・Heisenberg の原子核構造理論の日本数学物理学会誌への詳細な紹介と1933年の学会講演「核内電子の問題に対する一考察」より

この論文で、ハイゼンベルクは原子核が陽子と中性子によって構成されているとした。だが、この時点において、核内電子の存在はまだ考慮し続けられていた、といえる。湯川博士は自身が予測した中間子は、「Neutron が electron を emitして Proton になり、Proton が electron をabsorb して Neutron になりうるということ自身が、Neutron、Proton の間の interaction の原因となること、あたかも electron が radiation を emit 又は absorb しうるということがelectron 同志(原文ママ)の interaction の原因となる如きものと考えられる。」と書き記している。

要約するなら「中性子が電子を放出して陽子になる、陽子は電子を獲得して中性子になりうる。中性子、陽子の相互作用の原因となる電子のようなもの」が中間子ということのようだ。湯川博士は計算により、中間子の質量が電子の約200倍であると予想していた。ミュー粒子の質量が電子の200倍なのは、偶然ではない。現在では、パイ中間子→ミュー粒子→電子、という崩壊過程が明らかになっている。

湯川秀樹、量子力学創生の中心にいた研究者が核内電子説を検討していたことは重要な事実だろう。だが、このあたりの資料には、電気引力・斥力についての考察が見当たらないのも事実だ。マクスウエルが見逃したファラデーの電気力線の直進性が、核内電子説を裏付ける重要な要素になるはずだった。ドブロイ波が主張されたのが1924年だから、1932年のハイゼンベルクの論文まで約8年間、まだ修正できるチャンスがあったことになる。だが1939年に第二次世界大戦が始まるため、各国の研究者は引き離された。もし、戦争がなく、研究者の意思疎通が続いていたとしたら、核内電子と軌道電子の及ぼす影響に誰かが気がついた可能性がある。

現在の量子力学を台頭させた原因は、第二次世界大戦であると言えるかもしれない。

2019/09/15

Permalink 11:00:30, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

地球と太陽系の歴史⑤

太陽は将来入れ替わると予想している。6000年前のエジプトでは赤い太陽と青い太陽があったという。現在の天文学では、青い太陽はシリウスで起きた超新星爆発ではないかとされている。しかし超新星爆発ならせいぜい数日で消える。赤い太陽は、これから空洞がつぶれガス惑星になる状態、青い太陽は新しく星間物質が集積して輝き始めた状態なのではないか?

赤い太陽は短時間でガス惑星―木星(あるいは土星)になったらしい。3500年前に木星から金星が生まれた。木星が地球に非常に近かったのは、まだ軌道が定まっていなかったからなのだろう。火星、水星はいつ生まれたのかという疑問もある。そこで、この画像を見て欲しい。

地球、火星、土星の自転軸の傾きがほぼ同じであることに気がつく。海王星も同じ傾きがあるが、ここでは置いておく。

地球、火星、土星が同じ自転軸の傾きを持っているのはなぜだろう? 木星の衛星は、ほぼ同じ公転面を回っている。自転軸も公転面に対して垂直だ。(図はリングが描かれているが木星)

土星の衛星も同じ。タイタンの自転軸は土星の輪と同じ傾斜を持っている。

木星、土星の衛星が公転軌道を移動しても自転軸の傾きが変化しないとしたら、地球、火星は土星から生まれた惑星だ。水星と金星は木星から生まれたといえる。

ところで、地球の月を見ると興味深いことが分かる。地球の自転軸は公転面に対して傾いているが月はほとんど傾いていない。月の軌道にしても、地球の公転面とは違う角度を持っている。このことは、月が土星ではなく木星から来たことを意味しているのではないか。また、ジャイアントインパクト説が間違っていることも示している。もし、衝突で一度ばらばらになった破片がまとまって月になったのなら、太陽に対する公転面は地球と同じになるはずだ。

月は地球の公転軌道を安定化させるために機能していることを説明した。このことは、月が極めて精確な操作を経て、現在の軌道にあると考えられる。誰かが持ってきたのだ。

2019/09/08

Permalink 10:53:47, by admin Email , 2 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

ファラデーのパラドックス

ファラデーの電磁誘導を使った単極発電機がある。あるいは単極モーターといってもいい。
単極モーターにはパラドックスがあることが知られている。金属円板と磁石の両方を回転させると、電流が流れるが、磁石だけ回転させても電流は流れない。金属円板だけ回転させると電流は流れる。

wikipediaより

電磁誘導とは、磁場の変化が電場を生む、という。電場の変化が磁場を生むの逆を示している。この表現では磁場と電場は対等な関係だが、このブログでは、磁場の変化は荷電粒子を移動させることで電場を生む、と指摘した。

磁石を回転させても、磁力線に変化のないことを示したことがある。磁力線は、電子1個が加速されるときに生じる円形磁場のベクトルが無数合成されて出来ているからだ。対称形の磁石を回転させても磁力線は変化しない。

ファラデーのパラドックスには2つの原因がある。ひとつは金属板を回転させることで、内部の電子が加速度を得る。だから金属板を回転させないと電界の変化がないため電流が生じない。もうひとつは、合成ベクトルである磁力線は回転させても変化しない。静磁場では荷電粒子は動かない。

ファラデーのパラドックスには、電磁質量、重力の理解のためのきっかけが含まれている。9月9日発売の「月刊ムー10月号」に、電気的宇宙論とUFO飛行原理という反重力の記事が掲載される。まとめて書いたのは初めてなので、ぜひ読んで欲しい。

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 『電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を明記してください。
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科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

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さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

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