太陽は将来入れ替わると予想している。6000年前のエジプトでは赤い太陽と青い太陽があったという。現在の天文学では、青い太陽はシリウスで起きた超新星爆発ではないかとされている。しかし超新星爆発ならせいぜい数日で消える。赤い太陽は、これから空洞がつぶれガス惑星になる状態、青い太陽は新しく星間物質が集積して輝き始めた状態なのではないか?
赤い太陽は短時間でガス惑星―木星(あるいは土星)になったらしい。3500年前に木星から金星が生まれた。木星が地球に非常に近かったのは、まだ軌道が定まっていなかったからなのだろう。火星、水星はいつ生まれたのかという疑問もある。そこで、この画像を見て欲しい。
地球、火星、土星の自転軸の傾きがほぼ同じであることに気がつく。海王星も同じ傾きがあるが、ここでは置いておく。
地球、火星、土星が同じ自転軸の傾きを持っているのはなぜだろう? 木星の衛星は、ほぼ同じ公転面を回っている。自転軸も公転面に対して垂直だ。(図はリングが描かれているが木星)
土星の衛星も同じ。タイタンの自転軸は土星の輪と同じ傾斜を持っている。
木星、土星の衛星が公転軌道を移動しても自転軸の傾きが変化しないとしたら、地球、火星は土星から生まれた惑星だ。水星と金星は木星から生まれたといえる。
ところで、地球の月を見ると興味深いことが分かる。地球の自転軸は公転面に対して傾いているが月はほとんど傾いていない。月の軌道にしても、地球の公転面とは違う角度を持っている。このことは、月が土星ではなく木星から来たことを意味しているのではないか。また、ジャイアントインパクト説が間違っていることも示している。もし、衝突で一度ばらばらになった破片がまとまって月になったのなら、太陽に対する公転面は地球と同じになるはずだ。
月は地球の公転軌道を安定化させるために機能していることを説明した。このことは、月が極めて精確な操作を経て、現在の軌道にあると考えられる。誰かが持ってきたのだ。