空が青いのは酸素原子、窒素原子が紫外線によって励起発光して、青に変換しているためだ。では海が青いのはなぜだろう。一般には海水が波長の長い光を吸収して、青く見えると説明される。しかし、夜に海をライトで照らしてもあまり青くない。
また、二酸化炭素の吸収は高緯度の海が多いことから二酸化炭素は海中で酸素と窒素に変換されるでは、海水に宇宙線が飛び込んで二酸化炭素を窒素と酸素に分解していると指摘した。海には宇宙線が大量に入射しているのだ。海に入射した宇宙線はもともと非常に速度が速い。そのため、チェレンコフ光が発生して、海を青く見せているのではないか?
チェレンコフ放射を見ると海の青にそっくりなことがわかる。
能登半島地震では、砂岩、泥岩の分布と余震の分布が重なっている。熊本地震では、表層に火砕流堆積物があるので、その下の地質が見えにくいが、南側には能登半島と同じ砂岩地帯が広がっている。
神戸地震では花崗岩地帯で地震が起きた。そのため、非常に大きな発光現象が観測された。しかし、今回の能登半島の地震では宏観現象と思われるものがほとんどない。午後4時というまだ明るい時間帯に起きたせいもあるのかもしれない。これから報告があるのかもしれない。
電気的地球科学では地震の起きる時期をある程度予測できるが、場所はわからないことが多かった。もし、地震が起きる原因の一つに地質が関係しているとすると、次に起きる可能性がある場所はここだろう。
熊本から中央構造線の延長線上にあり、さらに伸ばすと能登半島に通じる。鳴門海峡、友ヶ島水道は地質的に能登半島と同じ。すでに微小地震が集中している場所でもある。
熊本と能登半島の地震分布をみると興味深いものが現われて来る。
上が熊本、下が能登半島だ。余震の分布が右肩上がりでほぼ同じ角度になっている。これは偶然なのだろうか?熊本地震では本震の後、豪雨が襲い、線状降水帯も現れた。線状降水帯は余震の分布とぴたりと重なった。
電気的地球科学では地震と雨は原因である電子の湧出で同じだと考えている。すると2つの余震分布の角度が同じであるのは、地下に原因があることになる。海外の群発地震を見ると、日本のように一定の角度を成しているものはない。余震分布の角度の問題は日本列島に特有なものなのかもしれない。おそらく日本列島の成因と関係があるはずだ。また、解決するべき問題が出来てしまった。
以前、北米の竜巻が頻発する地域を調べたとき、微小地震と断層の分布が重なったことがあった。これも竜巻、地震の原因が電子である証拠だろう。
元旦早々、Xにポストした地震予想が当たってしまった。
https://twitter.com/520chain/status/1741617770339725732
現在地球は太陽に最も近く、影響を受けやすくなっている。そこにXクラスのフレアが発生した。地震が起きた時点で、月はちょうど日本の裏側にあった。月はマイナスの電荷を持つので、地殻内部から電子を押し出す働きがある。また天気も曇りだった。
今回の地震で特徴的なことは、M7.5の本震の直前4分前にM5.5の前震があったことだ。
8分後にもM6.2が起きている。その後20分以上たってから余震が始まる。最初の3つの地震は、特別な関係があるのだろうか?電気的地球科学では地震のきっかけは宇宙線であると予想している。超高エネルギー宇宙線が空気シャワーをばらまいて、ニュートリノあるいはミュー粒子が地殻に浸透する。岩石に溜まっていた電荷がイオン化され、放電が起きる、という仕組みだ。4分、8分という時間差は、宇宙線によるトリガーが働き出すための時間なのだろうか?
Hi-netによれば、余震は能登半島にある断層沿いに分布している。いずれも深さが10km~70km程度だ。これはその下にあるマグマ層の上で余震が起きていることになる。分極がかなり深く広範囲に及んでいるためだ。
本震の波形はP波が目立っていない。これは本震の振動が大きいため、最初の放電の衝撃が見えにくいからだろう。
能登半島の海底には砂岩、泥岩と言った堆積岩が広がっている。余震は佐渡まで広がっているが、同じ地層が続いているからかもしれない。今回の地震は余震が長く続く可能性が出てきた。熊本地震と同じように数か月続くかもしれない。熊本地震と共通しているのは、日本列島周辺で地球膨張がまだ収まっていない地域だからだ。