重力について思いついたことをつらつら書いてみた。
電気的地球科学では量子力学を否定して、SEAMという新たな原子構造を主張している。SEAMの原子構造では原子核は陽子が電子(中間子)で結合していて、原子核にはプラスとマイナスの電荷がある。軌道電子は原子核の+、-にゆるくつなぎ留められた状態だ。原子核に入射したニュートリノは一部の電荷を原子核に渡すが、このとき原子核からガンマ線の定在波が発生する。軌道上の電子はこの定在波の谷間に落ち込む。
これがSEAMの予想する原子核の構造だ。次に重力を考えると、宇宙と地球上の重力は仕組みが違う。宇宙の重力には引力と反発力がある。この2つの力がないとカントが指摘したように宇宙は一つの塊になる。地上の重力には反発力がない。この仕組みはどうなっているのか?
地球内部にはマントル成分のカンラン石とメタンから発生した電子が大量に存在する。マントル上部に溜まっている大量の電子が自転により回転するとき、制動放射で強力な電磁波を発生させている。シューマン共振だ。7.83Hzとその上のいくつかの周波数にシューマン共振は存在する。シューマン共振の周波数帯、ELFは非常に透過力が高く、数百キロの岩石も通り抜けることが出来る。地球上の物体はすべてシューマン共振にさらされていることになる。
電磁波が原子にあたると原子核がわずかに下側に引かれ、ずれる電子分極という状態になる。すると周囲の軌道電子はまわりの原子と結合しているため、原子核は軌道電子を下側に押し付けようとする力が発生する。これが地上の重力である。
シューマン共振の強度は不規則に変化するが、電離層で反射するので、下と上からのシューマン共振が打ち消し合って、電子分極の強度は安定する。シューマン共振が作用している電子分極された原子には常に下側の力―加速度が発生する。これが地上の重力の仕組みだ。気体は原子が音速を超える速度で走り回っているので、電子分極しても一様な力が発生しない。地上の重力は気体には働かない。
標準理論では中性子が陽子と電子の複合粒子であると認めていない。原子核にマイナスの電荷を認めないので、電子分極が力を発生させることが予想できない。また、機械的世界観ではなく、場(field)を採用しているため、重力や原子構造を物に還元できない。空間の曲がりはそもそも人間が制御できない空想でしかないので、重力を制御することは不可能になっている。
大地震が高エネルギー宇宙線により引き起こされることを示した。しかし、現在の観測では高エネルギー宇宙線がいつどこに落ちるかは全く予想できない。そこで、宇宙線の落ちる場所をある程度制御できないか考えてみた。
宇宙線はほとんどが陽子あるいは原子核なので、プラスの電荷を持つ。そこで、日本列島の上空に静止衛星を打ち上げ、衛星を強くプラスに帯電させる。ナノカーボンがプラスに帯電する性質を持つらしいので、衛星をナノカーボンで覆って、高電圧をかけてしまえばいいかもしれない。あるいは太陽風のプロトンを捕まえて蓄えるだけでも可能だ。
適切にプラスに帯電した静止衛星を配置すれば、日本列島の周辺にアマテラスなどの最高エネルギー宇宙線が落下するのを防ぐことが可能だろう。本来の軌道をずらされた宇宙線がほかの場所で大地震を起こす可能性はある。