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水星の近日点を考えてみた(2)

2017/12/01

Permalink 15:20:32, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
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水星の近日点を考えてみた(2)

話を水星の近日点に戻したい。もう一度水星の磁気圏を見てみよう。

地球の100分の1とはいえ、立派な磁気圏を持つ。これが太陽のすぐそばで太陽風に吹かれている。自転、公転に影響しないわけがない。

ところで、水星の表面を枢査衛星が撮った画像を見ると、非常にカラフルな色をしていることがわかる。これ、表面で電子があふれて放電しているんじゃないか?

金星の場合は、二酸化炭素の大気が太陽側でプラスに帯電、反対側でプラスが宇宙に逃げていた。大気が静電モーターになって、強烈なスーパーローテーションを作っていた。水星は大気がほとんどなく、電離層も薄い。地表の岩石に蓄えられた電子が静電モーターとして働いていることが予想される。太陽の陰になると電子が宇宙空間に放出されるからだ。自転もゆっくり、磁場も小さい。

肝心の近日点だが、垟因はいたって簡単。水星の薄い電離層のプラスと地表のマイナスが楕円軌道を作っている。太陽に近づくと電離層のプラスが反発して太陽から離れていく。太陽は巨大なプラスだからだ。太陽から離れると今度は地表のマイナスで太陽に近づく。おそらく地表の電子の量は一定だが、電離層のプロトンの量が、太陽に近づくと増えるので、反発力が大きくなって離れる。離れるとプロトンの量が減少して電子の引力が勝るので近づく。この繰り返しだ。

さらに付け加えると、太陽振動による太陽風の定常波のはざ間に水星が捕らえられているので、一定の距離の間で公転軌道が振幅を繰り返している。このメカニズムは、太陽系の惑星に共通する。惑星の軌道は、太陽に対する電荷の量と太陽振動による定常波によって作られている。非常に複雑なのだ。

アインシュタインが1915年に計算した水星の軌道はいったいなんだったのだろう? 偶然にしてはできすぞている。

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