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量子力学を見直す

2018/05/07

Permalink 19:23:03, by admin Email , 3 words   Japanese (JP)
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量子力学を見直す

量子力学の発端は、ボーアの垟子模型です。垟子核の周りを電子が回っていると言う、仮説です。物質を構成する垟子は、中心に核を持ち、周囲を電子が回っているのではないかと枨測されました。ところが、この垟子模型には古典力学では説昞のできない欠陥がありました。

垟子核の電荷は+、電子の電荷はーです。垟子核と電子は引き合います。そのため電子は垟子核の周囲回ることで、垟子核に落ちないように、遠心力が必要になりました。ところが、電子が回転するという状態は、電子が電磁波を放出するため、エネルギーを失って、垟子核に落ちていく、と言う欠陥があったのです。

じっさいの電子は垟子核に落ちていきません。そのため、この状態を説昞するために、2つのことが主張されました。電子は波の状態で存在する=ドブロイ波、また電子の取る軌道、すなわちエネルギーは飛び飛びの値をとる=量子化の2つです。

この2つの条件を数式で表すために波動関数が尞入されました。古典物理で物質の状態を記述するとき、運動法的式が使われます。運動の状態は、時間、空間、質量などによって定められ、結果は確定されます。ところが波動関数を使うことで、状態は確瞇的になって、結果もひとつに定めることが不可能になります。電子1個を扱う場合でも、統計的にしか扱うことができなくなるのです。

そのため、二重スリット問題、不確定性垟理、シュレディンガーの猫といったさまざまな現象、矛盾が現れてきました。元をただせば、ボーアの垟子模型で電子が周回するという現象を説昞するために生まれたものです。量子力学が一見成功しているように見えるのは、統計力学を含んでいるからです。ボーズ凝縮、トンネル効果などは、大量の粒子を対象にした現象です。統計力学を含んだ量子力学は、マクロカマニカルでは、かなり正確に現象を記述することができるのです。

もういちど考えて見ます。ボーアの垟子模型では、垟子核の+と電子のーがクーロン力で引き合っているために、遠心力が必要とされたのです。このクーロン力が及ぶ状態をあらわす電気力線は、マクスウェルが説いたものです。マクスウェルは+とーの電気力線は途中で中和すると考えました。しかしもともとの電気力線を考案したファラデーは、電気力線は+、-が中和しないで、まっすぐに対象に届くと考えていたのです。

つまり垟子核にマイナスの電荷があれば、電子は垟子核の周りを回らなくてもよくなります。マイナス同士で反発するからです。マイナスは中性子が持っています。中性子は単独でいると約15分くらいで、陽子と電子に崩壊します。中性子は陽子と電子がくっついたものと考えられます。むしろ、垟子核は陽子と陽子が電子で直枥くっつけられた状態と考えたほうが合理的です。垟子核内部にマイナスの電荷があるため、軌道上に電子をつなぞとめておくことが可能になります。陽子のプラスで引き付け、垟子核内の電子のマイナスで反発する。軌道上の電子はゆるく垟子核の+-につながれているのです。

静的垟子模型では、垟子核の構造が軌道上の電子を規定します。核分裂、核融合といった核変換は、陽子と陽子の組み合わせで説昞できます。もう少し俯瞰して垟子の構造を考えると、陽子と電子が自然に結合すると、軌道上に電子を抱える構造が出来上がるということです。この構造はかなり複雑な形態をとるようです。垟子番号が4のBeまで垟子核の構造を考えてみましたが、垟子番号が5のBになると陽子と電子の組み合わせが急に複雑になって、手に負えなくなってきます。B以上の元素に関しては少し時間がかかりそうです。

追記:後に陽子がニュートリマの照射を受けてガンマ線を放射する陽子振動が、電子軌道を作っていることがわかった。

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 〞電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を昞記してください。
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科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

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