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以前、電気的地球科学では中性子を陽子に電子が直接くっついたものと仮定した。こんな具合だ。
従来の量子力学では、原子核の周りを電子が回転することで、落ちてくるのを防いでいる。しかし、ファラデーの電気力線によれば、プラスとマイナスのクーロン力は途中で中和することなく対象まで届く。ファラデーの電気力線を使うことで、静的な原子模型が可能になるはずだ。
たとえば、三重水素がベータ崩壊をしてヘリウム3と電子に分かれる様子はこうなる。
三重水素は3つの陽子を電子3個が結合させている。3個の陽子が三角形をなしていて、電子の電荷はそれぞれ2/3が外に出る。したがって、-2/3 X 3 = -2と陽子3個の+3が原子核の電荷だ。
ヘリウム3は、電子1個が外れることで陽子3個が真っ直ぐにつながる。2個の陽子に挟まれた電子からは1/2の電荷が外に出る。したがって、-1/2 X 2 = -1と陽子3個の+3が電荷となる。
ちなみにこれがヘリウム3の電子を含んだ原子模型だ。原子核は原子の直径の10万分の1程度しかないので、これはあくまでイメージでしかない。しかし、静的原子模型では、ドブロイ波が必要なくなる。
ところで筆者は、クオークといった素粒子のほとんどは、実在しないと考えている。高いエネルギーを与えられた電子や何かが変化したものだと思う。たとえばミュー粒子は電子が非常に高いエネルギーを与えられたものと考える。(標準模型は間違い。クォークは実在しないより)
また、ベータ崩壊では電子とニュートリノが放出される。ニュートリノは非常に透過性が高く、ほかの物質と反応しにくい性質を持つ。原子核内部では、陽子と中性子の区別はないが、中性子が原子核から飛び出すと約15分で陽子と電子に崩壊するがニュートリノも飛び出してくる。
中性子→陽子+電子+ニュートリノ(-)
軌道電子捕獲という現象もある。
陽子+電子→中性子+ニュートリノ(+)
ニュートリノは光とほぼ同じ速度を持つことから、電界のパルスである可能性が高い。陽子から電子が離れる際に、電界のパルスが発生すると推測できる。軌道電子捕獲で陽子に電子がくっつくときも電界のパルスが発生する。ニュートリノの極性がちがうのは、離れる場合と結合する場合の違いからではないか?
しかし、現在素粒子科学の知見ではニュートリノには質量があるといわれている。電子の100万の分の1以下の質量だが、電界のパルスではゼロだ。ここでは、ニュートリノが電界のパルスである可能性だけを指摘しておきたい。