« 原子核の構造② | 古代遺跡の角度が指す北極点は5箇所 » |
ファラデーの電気力線を採用した場合の原子核の構造をまとめてみた。陽子と陽子を電子がつなぎとめているイメージだ。
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n 中性子(+1, -1) 見かけ上の電荷は中性だが、回転すると陽子と電子の電荷による磁場が外に出てくるので、中性子は磁気モーメントを持つ。 |
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2H 重水素 p+e+p (陽子、電子) +1,-1,+1 (電荷計算) (+2, -1)(核外電荷) |
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3He ヘリウム3 px3,ex2 +1,-1/2,+1,-1/2,+1 (+3,-1) |
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3H 3重水素 p+e+p+e+p+e +1,-2/3,+1,-2/3,+1,-2/3 (+3,-2) |
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4H 4重水素 px4,ex5 -2/3x4,-1/3 (+4,-3) |
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4He ヘリウム px4,ex6 -1/3x6 (+4,-2) |
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6Li リチウム px6,ex9 -1/3x3,-2/3x6 (+6,-5) |
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7Li リチウム7 px7,ex11 -1/3x4,-2/3x7 (+7,-6) |
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9Be ベリリウム9 px9,ex17 -1/3x6,-1/3x6,-2/3x4,-1/3 (+9,-7) |
ところで、ヘリウムからリチウムに原子番号があがると、原子半径が急に大きくなることが知られている。上記の原子核の構造を見ると、リチウム原子核は、外に出る電子の電荷(核外電荷)がヘリウムの-2から-5に増える。この増えた電子のマイナスの電荷が軌道上の電子を反発力で遠のけるために軌道半径が拡大すると考えられる。