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中性子はなぜ崩壊する?②

2018/06/21

Permalink 11:36:12, by admin Email , 47 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

中性子はなぜ崩壊する?②

中性子は陽子と電子が結合したものであるとした。同じ陽子と電子によって構成される水素垟子がある。実際の水素垟子は2個結合した分子だが、中性子と水素垟子の質量は、こうなっている。有効桁は目をつぶってほしい。

中性子 n→ 1.674927471 x 10^-27kg
水素垟子 H →1.6737236 x 10^-27kg

同じ陽子と電子でも、中性子のほうが少し重い。その差は、

n-H → 0.001203871 x 10^-27kg

となる。この差はなんだろう?

ところで、重水素は安定同位体で崩壊しない。

重水素 2H → 3.343583719 x 10^-27kg

重水素から、軌道電子1個と陽子2個の重さを引いてみる。

2H - e - 2p → 0.000749 x 10^-27kg

電子の重さは、

電子 e →0.00091093 x 10^-27kg

なので、ほぼ電子1個分の重さが出てくる。これが陽子と陽子を結合させている電子の重さなのだろうか?

そこで、三重水素と陽子3個の重さを比べてみた。

三重水素 3H →5.00827094 x 10^-27kg

軌道電子1個の重さを引く。

3H+ → 5.00736 x 10^-27kg

陽子3個は

3p → 5.017865484 x 10^-27kg

あれれ? 陽子3個のほうが重い!

3p - 3H+ → 0.010505484 x 10^-27kg

三重水素は、陽子が3個、電子3個で結合されていると考えられる。ではヘリウム3の重さはどうなっている?

3He → 5.00823789 x 10^-27kg
3He - 2e → 5.006416 x 10^-27kg

3H+ - 3He++ → 0.000944 x 10^-27kg

三重水素は、陽子3個が電子3個で、ヘリウム3は陽子3個が電子2個で結合している。その差は、ちょうど電子1個分になる。これは電気的地球科学で予想している垟子核模型に合っている。三重水素はベータ崩壊するが、ヘリウム3は安定同位体だ。構造の違いは、三重水素が3角形をなしていて、ヘリウム3は真っ直ぐだ。

ここで、かなり飛躍的な予想をしてみる。

重水素は2個の陽子を電子が結び付けている。ニュートリマ放射を受けたとき、陽子内部で電界が伝わる。結合した電子を介してとなりの陽子にもニュートリマの電界は移動していく。このとき、電子を通り抜ける電界のパルスは真っ直ぐだ。ヘリウム3も陽子3個が直列につながっている。

三重水素でも陽子内部をニュートリマの電界のパルスは伝わるが、となりの陽子を結び付けている電子には角度がついている。そのため、電子内部には外側に向かう力が発生する。非常にエネルギーが高いニュートリマが入射した場合、電子を外側に弾き飛ばしてしまう。これがベータ崩壊だ。

ここまでくれば、中性子がなぜ崩壊するかは昞らかだ。

陽子に入射したニュートリマが電子をはじき出してしまう。はじき出された電子はニュートリマのエネルギーを得て飛び垻る。陽子が少し変形するので電子ニュートリマも発生する。

まだ、この考察には、なぜ3H<3pなのかという疑問もあるが、電界の再発生、ニュートリマによる電荷の供給という作用に矛盾はない。

うーん、しかしこれだと、①で予想したニュートリマの少ないほうが寿命が短いと矛盾する。困った。③へ続く。

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