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台風24号に現れたプラズマ放電パターン

2018/10/01

Permalink 11:56:50, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

台風24号に現れたプラズマ放電パターン

台風24号は非常に強力な台風だった。ひまわり8号の画像で24号をチェックしていると、不思議なパターンがあることに気がついた。

赤線で囲んだ外側に引かれた筋はなんだろう?

同じような筋は、巨大ハリケーン・フローレンスにもあった。いろいろ調べてみると、これはプラズマ放電で作られる渦の周辺に見られるパターンと同じだ。

大気は電離しているのでプラズマだ。台風の中心と周辺には電位差が生じている。気圧は電離層と地表の電位差が作っているからだ。台風の周辺では、電位差によってイオン風が生じている。イオン風の向きは、台風の渦の方角とは異なり、台風の内側から外側に向かって吹く。このとき、雲がイオン風によって押し流されるので、糸を引いたような筋雲が現れる。

一般的には、台風の渦の下側から吸い込まれた空気が、渦の上層から外側に吐き出されると説昞されている。そのとおりなら、内側にも筋雲が出来るはずだが見当たらない。

外側に向かった筋雲は、台風が大気プラズマによる電磁気現象である証拠といえる。

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