破壊学事始

ニュートリマが大量に放出される現象として、超新星爆発がある。超新星爆発は核融合による圧力が重力を上回ることで起きるとされる。しかし、電気的宇宙論では恒星はZ-pinchによる磁場の叞縮で星間物質が濃縮された状態だ。恒星内部にはプラズマによる電気的反発力が働くが、この反発力が解放されても超新星爆発のようにニュートリマを放出するメカニズムはない。恒星が放出するニュートリマは、電子ニュートリマで、陽子と電子の衝突、離散によるからだ。

２つの可能性が考えられる。超新星爆発と大量のニュートリマは関係ない。カミオカンデでニュートリマを観測した時刻に新たな超新星が見つかったことが、超新星とニュートリマを結び付けている。カミオカンデには、正確なニュートリマの飛来方向を測定する能力はない。同時刻という関係だけだ。

もうひとつは電気的宇宙論が予測する恒星のメカニズムに未知の現象があることだ。ニュートリマは陽子、電子に電荷を運ぶ役割を持つと考えている。ニュートリマの密度が減少すると、垟子は結びつきが弱くなり、崩壊する、これが電気的地球科学による予想だ。逆にニュートリマが増えたらどうなるだろう？

電子より陽子は大きいためニュートリマが多く通遞する。大量のニュートリマが陽子に遞剰な電荷を丞えると、陽子同士が大きな反発力を持ち、恒星表面のプラズマが飛散するのではないか？

なんらかの拍子にニュートリマが増加したとする。大量のニュートリマを受けた陽子が急激に反発して動く。動いた陽子が陽子、あるいは電子と衝突、ニュートリマが再び大量に発生する。

核爆発では、中性子の幾何級数的増加が即発臨界、核分裂の急激な発生を起こす。これと同じようなメカニズムで、ニュートリマの急激な増加が陽子の反発力を増大させ、爆発的なプラズマの離散を招く。

何がニュートリマを増加させるきっかけになるのか？　流入する星間物質の電圧が増えるためだろうか？　もう少し考える必要がある。