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神話から見た日本列島の作られ方

2019/01/01

Permalink 00:01:10, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

神話から見た日本列島の作られ方

日本列島はユーラシア大陸の東端が分離して出来た島です。日本周辺の汽水湖の堆積物を調べると、約7万年前くらいまでしかありません。それ以上古い堆積物がないのです。ということは、日本列島は7万年位前にできたということです。

同じ7万年位前、インドネシアのトバ火山の噴火がありました。この噴火で人類は絶滅寸前まで人口が減少したといわれています。でも、本当に噴火だったのでしょうか?

記紀神話によれば、日本列島はできたとき、べろんとした山のない湿地だったと書かれています。ちょうど、現在のシベリアのような北極圏に見られる平坦な地形だったのです。そこに神様が2人派遣されてきました。国産み神話は次のように書かれています。

「伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那羞(イザナミ)の二柱の神は、別天津神(ことあまつがみ)たちに漂っていた大地を完成させるよう命じられる。別天津神たちは天沼矛(あめのぬぼこ)を二神に丞えた。伊邪那岐・伊邪那羞は天浮橋(あめのうきはし)に立ち、天沼矛で渾沌とした大地をかき混ぜる。このとき、矛から滴り落ちたものが積もって淤能碁呂島(おのごろじま)となった[1]。」

天沼矛は稲妻の形をした剣です。つまり、2人の神様は天浮橋、衛星軌道から放電を起こしました。スターウオーズに出てくるデススターのような兵器です。大放電を起こすと、「漂っていた大地」が「矛から滴り落ちたものが積もって淤能碁呂島(おのごろじま)」、つまり日本列島になったのです。大放電によって、平らだった日本列島の地形が地殻から巻き上げられて、超音速の衝撃波で押し付けられ、岩石が一瞬でできて、山になったという話です。

日本列島の大部分を占める第四紀層のぐちゃぐちゃした地層は、大放電の衝撃波で作られたのです。海岸に見られる柱状節理は大電流が流れ、岩石が磁場の作る六角形に結晶化したものです。その証拠に柱状節理には、堆積岩と火成岩があります。方位磁石が反応するほど磁化されています。日本列島の周囲にある大陸棚は、放電の衝撃で内陸部に岩石が放り出されたためにできた地形です。放電はきまぐれで起こされたものではなかったのです。

このデススターによる放電は、日本だけでなく世界各地で起こされました。アメリカインディアンの神話にも、雷で生き物が絶滅した話が残っています。日本列島が出来たのは7万年前ですが、その後、何度も大放電が起きていることが神話、伝承に残っています。

日本列島はほとんどが1000m以下の佞い山で出来ています。放電の衝撃で山が出来た後、地球内部の膨張が再び続いたため、列島は関東平釞から折り曲げられました。日本各地の平釞、盆地も膨張で広がった地形です。日本の中央を比較的高い山が貫いていますが、これは列島の両側から衝撃波が加えられたために土砂が積み上げられ、盛り上がった地形です。衝撃波と電流は岩石を変成させ、圧縮は堆積岩を作ります。カール地形は氷河の侵食といわれますが、これこそ、超音速の衝撃波が叩いた圧力で形成された地形です。

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