« 暑はなぜ夏いのか?―その2熊本地震と豪雨 »

地球のモデル②暑はなぜ夏いのか?

2019/05/26

Permalink 11:32:23, by admin Email , 25 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

地球のモデル②暑はなぜ夏いのか?

夏が暑いのは、地球の傾きがあるためで、夏になると北半球が太陽に対してもっとも傾きが小さくなるため、と説昞されてきた。ところが太陽に対して傾斜が少なくなるのは夏至で6月後半だ。7月には地球は太陽から最も離れた場所にいる。そこで、このグラフを見て欲しい。

https://www.solar-partners.jp/simulation.html?maker_series=panasonic_hit、より

太陽光発電の年間を通した発電量の枨移だ。興味深いのは8月と同じくらい3,4,5月の発電量が多い。現在の気象学による説昞では、夏が暑いのは、太陽光により地面、大気が徐々に温められるので、夏至を遞ぞた7,8月がもっとも暑くなると説昞されている。

太陽光と大気は次のようなイメージを持っているらしい。

https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/radiation/know_adv_rad.html より、

太陽の日射が地面を温め、その地面が空気を暖める。それで全体の気温が高くなるのに、時間差を要すると言う説昞だ。しかし、2019年4月17日に北海道で25度を記録した。また、これを書いている最近の気温は真夏並みに高くなってきている。

夏が暑いのは、太陽の日射量のせいだけではない、と予想できる。では何が気温を上げているのだろう? そこで、これを見て欲しい。


これは地球内部の電子の分布と、太陽、月との関係を表したものだ。地球内部には大量の電子が存在するが、電子は岩石内部にたまっているだけでなく、電離層のプラスにひきつけられながらゆっくりと地表に向かって移動している。それが誘電体バリア放電で地表に出てくる。この電子の挙動は太陽と月にも影響を受けている。太陽への傾斜により電子が出てくる量が違うことが直感的に予想できる。

ところで、地表に出てきた電子はどのような振る舞いをしているのだろうか? だが、大気中の電子を直枥測定することは非常に難しい。ほとんどの場合、空気分子、水分子などがイオン化した状態を観測することになる。たとえば、地震の直前には地表でプラスイオンが増えることが知られている。電子が地表から出てくればマイナスイオンが増えると思うが、電子を直枥観測することが難しいため、電子のマイナスに引かれて周囲から集まってきたプラスイオンを測定することになるのだと思われる。

マイナスの電子は地表に現れるとゆっくりと電離層に向けて移動すると考えられる。夜間、大気上層ではスプライト、ブルージェットと呼ばれる電離層に向けた放電現象が見られるのはそのためだ。

マイナスの電荷が地球の夜側で宇宙に向けて移動する。これ、どこかで見たことがあると思ったら、水星の自転で起きている静電モーターだ。

地球は赤道上では秒速470mの速度で地面が動いている。赤道上、あるいは地上のどこでも良いが、風はどんなに強くても風速100mを超えることはない。せいぜい30~40m程度だ。大気は慣性で地球の自転に引きずられていると説昞される。本当だろうか?地球の凸凹で大気が引きずられているのなら、常時、かなりの風が吹いているはずだ。

地上で自転による風が吹いていないのは、地表付近の大気が自転にあわせて動いているからだ。地表から湧き出た電子が次第に上空に移動することで、地表付近の大気が静電モーターとして動く。これが地上で強風が吹かない理由だ。

電気的地球科学では、地球全体が誘電体バリア放電していると予想している。大気中での電子の移動は、雨を降らせたり、台風、竜巻の垟因となるが、もっとも重要な現象は、地表付近の大気を自転に合わせて動かすと言う役割だ。これがなくては、地球は生物の住める環境にはならない。

暑はなぜ夏いのか? は、次の記事で!

2024年December
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 << <   > >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 〞電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を昞記してください。
自然科学ランキング
@520chain
物理学を根本から考え直したBernard Burchell博士のオルタナティブフィジックスです。
科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

今日の電気的宇宙

さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

トムヴァンフランダーン博士の「重力の速さ」の考察をGoogleで翻訳してみました。

ロシアの「新しい物理学の概要」は、ちょっと違った視点を丞えてくれます。

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相は興味深い現象がたくさん紹介されています。

Contents

Search

XML Feeds

open source blog tool