« 現代科学はマンガだ! | 天文学は間違いだらけ » |
現代物理学の標準理論では、陽子、中性子はクォークで出来ていると考えられている。
陽子→アップクォーク2個とダウンクォーク1個
中性子→アップクォーク1個とダウンクォーク2個
原子核内部の中間子もクォークで出来ていると考えられているが、クォークはどんどん増えて、現在では第3世代まで見つかっているらしい。
https://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/elementaryparticle/standardmodel.html より
ところがクォークは、絶対に単独では観測できないことになっている。
「クォークは単独で取り出すことができていない.つまり,核子のなかに閉じ込められている.この事実を「クォークの閉じ込め」とよぶ.これは実験の技術的課題といった一時的な問題ではなく,現在では,クォークがもつカラー荷電に働く強い力の本質に根ざす原理的問題と考えられている.強い力はグルーオンとよぶ力の媒介粒子を交換することで生じ,閉じ込めは量子色力学とよばれる場の量子論の枠組みで説明できると考えられているが,未解決問題である.」
(クォークの閉じ込め:なぜクォークは発見されないのか?)https://www.jps.or.jp/books/gakkaishi/2016/05/71-05_70fushigi08.pdf より
どうやらクォークは非常に強い力で結合しているのだが、本当のところはまだ分かっていない、という。なんか都合の良い話だ。単独では取り出せないが、数学的には説明ができる。量子色力学は、カラフルなクォークを図で示し、陽子、中性子などを説明しているが、これらの図はすべて空想なのだ。理論としてあるけど、観測できない。まるで、ダークマターみたいな存在だ。
素粒子にはニュートリノも含まれている。ニュートリノはどのようにして、粒子であるとされたのだろうか?
ニュートリノが発見されるきっかけになったのは、ベータ崩壊だった。ベータ崩壊で電子が放出されるとき、電子のほかにエネルギーを奪っていく、何かがあるはずだ、と予想された。そこで想定されたのが電気的に中性の粒子だった。後に実験でニュートリノが発見された。つまり、最初からなんらかの粒子があるはずだという予想があって、実験で発見されたのでニュートリノは粒子であると、いつの間にか認められていたというわけ。
また、ニュートリノの速度に関しても発見された1950年代にはわからなかった。ニュートリノの速度が正確に測定されたのは、ニュートリノを安定したビームで発生させる装置が出来てからのこと。一時は光より速いとされたが、現在は実験がまちがっていたと認定され、ニュートリノの速度は光速と同じであるとされている。
カミオカンデが発見したニュートリノ振動は、ニュートリノがやってくる方角から、3つのニュートリノの割合が予想と異なることから、ニュートリノは飛んでくる間に種類が変化するとした。これがニュートリノが質量を持っている証拠と考えられている。しかし、ニュートリノ振動は地球を通り抜けてきたニュートリノが減衰しているとも考えられる。
発生した瞬間から光速で飛び去り、他の物質とほとんど相互作用しない。この性質は電磁波の特徴と同じだ。他の物質と相互作用しないのではなく、物質を構成する原子核を媒質にして伝わっていくのがニュートリノだ。最も波長が短い電磁波なのだ。ほぼすべての原子核をニュートリノが通り抜けてくる。短い電界のパルスは、原子核、陽子に対して電荷を供給する役割を果たしている。
ニュートリノを電磁波と考えると、原子核に軌道電子が落ちていかない原因が明らかになる。量子跳躍の原因は、原子核を媒質にするニュートリノがもたらす電荷により発生するガンマ線の定在波なのだ。原子核に含まれる陽子と電子の電荷が軌道電子を引き付けつつ、反発している。その軌道を制限しているのが原子核が発生するガンマ線の放射だ。原子核がガンマ線を放射することはシザースモードとして知られている。
物理学に潜む4つの間違いを修正することにより、量子力学、素粒子科学を修正して、真に合理的な自然のイメージを構築することが可能なのだ。