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2019/08/11

Permalink 10:46:10, by admin Email , 18 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

地球と太陽系の歴史③

地球が木星(土星と言う説もある)から生まれたとき、大きさは半径2500km程度だったと推測できる。ぎっしり詰まった地球内部は、SiO6、スティショフ石かSiO4、カンラン石で占められていた。カンラン石は相転移してSiO2を核にする花崗岩。玄武岩に変化する。このとき、体積が最大約2倍になる(スティショフ石からだと8倍)。玄武岩質マグマは、元のマントル物質、カンラン岩から変化するとき15%体積が増えることが知られている。カンラン岩はすでにカンラン石がある程度相転移した岩石だ。

相転移により、水と二酸化炭素が発生する。

2SiO6 + CH4 → 2SiO4 + CO2 + 2H2O
or
2SiO4 + CH4 → 2SiO2 + CO2 + 2H2O

また、電子も発生する。この電子は外と内に向かって移動する。内側に移動した電子は、反発力を発生させて、空洞を作ると予想される。つまり、地球は、膨張しながら内部の空洞を成長させるのだ。

空洞の拡大と膨張、この2つがあいまって地球は現在の半径6400kmまで大きくなった。従来の地球膨張説では、地球内部で物質が生まれている、膨張したのは主に海底とされるが、ちがうだろう。地球内部での岩石による相転移と空洞の発達が膨張の原因だ。拡大したのは、海底だけでなく、大陸も拡大している。南北アメリカ大陸は、西側の山脈に対して東側に平地が広がっている。ユーラシア大陸も中央アジアの砂漠地帯は拡大した痕跡がある。プレートの移動に見える陸地の変化は、地球内部からの岩石の湧き出しと、膨張による移動で説明可能だ。地球膨張は、地球に降り注ぐ宇宙線の影響で、急激に進行する。氷河期になると地球膨張が進むのだ

また、相転移により発生する大量の電子は、電離層との間で、誘電体バリア放電を引き起こしている。発生する電子の持つ電位がばらばらであるため、地球の自転により発生する電磁波も広範囲の周波数帯に及んでいる。もっとも低い周波数帯、ELF、SLFは重力を発生させる原因になっている。内部の空洞の反発力に対して、地下275km付近から発生する重力による内側への締め付けが、地球を球体として維持している。

誘電体バリア放電は、周波数により、電子の移動する場所が変化する。周波数が低いと電極、つまりマントル上部と電離層に近い場所で放電が起きる。地震とオーロラだ。周波数が高くなると地表付近から電子の移動が起きる。雲の発生、台風、竜巻、雷などだ。気象現象のほとんどは、誘電体バリア放電で説明可能だ。地球上では電気的現象が満ち溢れている。

重要な点は、地球が木星で生まれたときに蓄えられた大量の電子により維持されていることだ。重力も単に質量が勝手に発生させているものではない。空洞も電子による反発力で維持されている。つまり、カンラン石の相転移がもたらす、電子の供給が止まれば、地球は崩壊してしまう。

かつて、小惑星帯に存在した惑星フェイトンは、空洞の崩壊でばらばらになった。空洞が崩壊するとき大量の電子が放出されるだろう。大量の電子は、フェイトンに棲んでいた生物を一瞬で化石に変えたはずだ。地球もおそらく同じ道を辿るだろう。

2019/08/04

Permalink 10:13:38, by admin Email , 8 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

地球と太陽系の歴史②

現在の地球科学では、太陽系は一つ前の太陽が超新星爆発を起こした後に、再び、水素ガスが集まって太陽になり、岩石が地球や火星を作ったと説明する。しかし、宇宙空間では水素ガスはプロトンに電離していて、プラスの電荷を持つので、重力で集まることは不可能だ。プラスとプラスは電気的反発力でお互いに退けあう。電気的反発力は重力の10^38乗倍も強い。

太陽系の始まりは、陽子と電子が電離した状態で移動する星間物質の流れだ。星間物質は陽子と電子で出来ていると言われるが、プロトン化水素という、陽子が3個、電子が2個結合した状態で存在すると考えられている。プロトン化水素は、+1の電荷を持つ。

プロトン化水素は、遠くの恒星、銀河の電荷によって、移動していると考えられる。荷電粒子が移動すると磁場が発生する。星間物質は自らが発生させる磁場によって流れのような運動をしている。

星間物質の流れは、荷電粒子の流れなので、電流だ。これをビルケランド電流という。ビルケランド電流は互いに絡み合い、磁場のくびれを作る。磁場が星間物質を圧縮するのだ。ビルケランド電流の磁場により、圧縮された星間物質は、丸い空洞になる。表面には圧縮されたプロトン化水素が凝縮されるが、プロトン化水素は非常に不安定なので、集まると陽子と電子に分かれてしまう。

http://www.everythingselectric.com/wp-content/uploads/safire-project-2.jpg より

両極から星間物質が流れ込んで、赤道付近から放出される。極と赤道の間で、星間物質は電流により加熱される。移動する陽子と電子により円形磁場が作られ、プラズマを内側に圧縮するが、内部の電気的反発力で膨らんだ状態を保つ。太陽は空洞なのだ。

太陽活動のほとんどは、表面に集積された約200kmの厚さのプラズマの対流内部で起きている。陽子と電子が激しく衝突することでニュートリノが大量に発生している。このニュートリノの存在が太陽系内部の物質を安定化させる。また、表面のプラズマ内部では、低温核融合が進み、酸素、シリコン、鉄などの元素が融合される。酸素、シリコンは岩石の元を作り出す。シリコンが大量に内部にたまってくると、内部の空洞を電気的反発力で支えることが出来なくなり、太陽はしぼんでしまう。

最初の太陽は天王星だった。おそらく、天王星は太陽としての寿命は短かった。天王星が収縮してガス惑星になると、すぐ近くに再び星間物質が圧縮される。海王星・太陽だ。天王星の軌道が公転面からずれ、自転軸が倒れているのは、最初の太陽だったため、軌道を定める太陽風がなかったせいだと考えられる。また、天王星・太陽は活動期間が短かったので、内部にたまった岩石も少なく、生まれた衛星の数も少ない。

天王星にもリングがあるが、土星のリングと同じだ。現在の太陽は、天王星、海王星、土星、木星の次、5番目の太陽という事になる。

2019/08/02

Permalink 09:02:56, by admin Email , 2 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

電気的地球科学は科学的か?

これまで、相対性理論、量子力学、地球科学、天文学などを批判してきた。じゃあ、電気的地球科学はどのようにして科学的であることを保っているのかを説明したい。

電気的地球科学は、従来科学の脱構築である。脱構築とは「ある対象を解体し、それらのうち有用な要素を用いて、新たな、別の何かを建設的に再構築すること。」(wikipedia)とされる。ある対象とはニュートン以降の近代科学だ。「それらのうち有用な要素」とは電気である。wikipediaの記述を書き換えれば、「近代科学を解体し、そのうちの電磁気を用いて、新たな科学を再構築する」のが電気的地球科学といえる。

具体的には、近代科学に入り込んだ5つの間違いを、科学内部から放逐しなくてはいけない。5つの間違いは、以下のとおり。

宇宙と地上の重力を同じとする万有引力
質量が重力を生む
電気力線の中和
電界と磁界の対称性
空間あるいは場

とくに「空間あるいは場」は、数学的概念を物理的実在と混同するピタゴラス主義の蔓延を許している。量子力学、素粒子科学は、ピタゴラス主義に汚染された領域だ。相対性理論については、全部削除で問題はないが、量子力学、素粒子科学は、慎重な解体、再構築が必要だろう。現在、筆者一人でやっている作業では、とても追いつかないことがわかっている。地球科学は、作り直すことが必要だ。地球だけの科学ではいけないのだ。プレートが火星や他の惑星、衛星にないのは、プレートテクトニクス自体が存在しないからだ。地球科学は惑星科学になる必要がある。惑星科学は、恒星の誕生から恒星系への進化が含まれる。

また、科学的であることは論理の整合性、合理性だけでなく、実用性が重要だ。電気的地球科学の当面の目標は、重力制御である。すでに、いくつかの制御法についてのアイデアがある。時間と費用が揃えば、試してみたい。重力制御が成功すれば、科学として正しいとわかる。それまでは、仮説のひとつに甘んじるしかないだろう。

2019/07/31

Permalink 15:26:19, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

地球と太陽系の歴史①

地球がどうやってできたのか、見た人はいない。しかし科学はまるで大昔に帰り見てきたように地球の過去を語っている。原始太陽系では、無数のチリや小惑星が回転していた。それが互いにぶつかるにしたがって、徐々に大きな塊に成長していく。微惑星だ。微惑星同士はまた衝突を繰り返し、互いに大きさを競った。ついにそのなかでも大きな微惑星が現在の地球の位置に居座った。この原始地球は衝突のエネルギーでどろどろに溶けていた。マグマオーシャンと言う。地球内部にコア、マントル、地殻といった階層構造があるのは、マグマオーシャンのとき、引力で比重の重い物質が中心に落ち込んだのが原因だ。しかし落ち着いたと思ったその数千万年、あるいは数億年後、再び自分より少し小さな惑星が衝突した。衝突の衝撃はすさまじく、地球は中心にもう少しで及ぶほどの損害を受けて、中身を吐き出した。その一部は、回転しながら、小さな衛星になって、地球の隣にとどまることになった。

これがジャイアントインパクト説による、地球と月の成因だ。地球が公転しているのは、ちり芥のときに得た慣性力であり、軸が少し傾いて自転しているのも、数十億年前の衝突で得た慣性力なのだ。数十億年前に地球は永久運動に入ったらしい。

ジャイアントインパクトからまた数億年経って、現在より38億年前に粘土鉱物の鋳型に偶然入ったアミノ酸が`遺伝子の原型を作った。自己複製ができるまで何年かかったかは不明だが、原始的微生物が誕生した。生物の進化は省略する。

地球の成因と生命の誕生は概ねこのように考えられている。しかしこのストーリーには、原理的におかしな箇所がいくつかある。まず、小惑星や岩石が衝突すると反動で吹っ飛んでしまい、合体することはない。彗星や小惑星に着陸しようとした観測機が、バウンドしてうまく着陸できなかったことからも、微小重力下では、微惑星は衝突して合体することはできない。したがって、衝突で大きな惑星が生まれることはない。衝突のエネルギーでどろどろに融けたマグマオーシャンもないことになる。

初期の地球に火星ほどの惑星がぶつかったジャイアントインパクト説もおかしい。もし火星ほどの惑星がぶつかって地球が粉々になったとして、そのかけらが重力でまとまることはない。ぶつかってばらばらになって、どこかに飛んでいくだろう。月はまったく別の原因で地球にとらわれた衛星だ。

また、いくら真空で無重力の宇宙でも、何十億年も一度得た慣性力だけで、惑星が公転し続けたり、自転することはできない。宇宙空間にも微小な物質があるので、抵抗が生まれる。地球は太陽からの太陽風プラズマを受けているので、非常に大きな抵抗の中を、公転し、自転している。なんらかの動力がないと止まってしまう。

ではどうやって地球は生まれたのだろうか? それは60個以上も衛星を持つ木星にヒントがある。金星は3500年前に木星からやってきたという目撃も残っている。金星と同じように地球も木星からやってきたと考えられる。一部では地球は土星から生まれたとする場合もあるが、それだと土星の輪が壊れてしまう。土星の輪はそれほど古くないというが、地球も想像よりずっと新しい惑星だ。何回かに分けて、地球の生まれた原因と太陽系の歴史を考えてみたい。

2019/07/22

Permalink 09:41:06, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

現代科学はマンガだ!

一般には、自然界の背後にある単純な法則を導き出すのが、自然科学と考えられていますが、これは間違っています。自然は数学で記述されるべきだ、というピタゴラス主義です。科学以前の宗教、思想です。

実際の自然は非常に複雑な現象です。このブログでは、自然現象の複雑さを考えてきました。たとえば、宇宙と地上の重力は違います。地上の重力は、地球内部の構造から発生する電磁質量であることを説明しました。電磁質量から宇宙空間の電気引力・斥力に変化する仕組みもあります。質量が重力を生む、という単純な仕組みではなかったのです。それを単純化して、数式で表しているのが現在の科学です。重力は互いの距離の二乗に反比例するとしています。これは、自然のマンガ化です。ディテールを捨てて、自分が見えている部分だけを取り出した戯画といえます。

歴史を見ると、同じマンガ化が何度も行われてきました。ファラデーは電磁気に関する実験からたくさんの法則を得ました。それを数式にしたのはマクスウエルです。しかし、マクスウエルの導き出した数式にファラデーは大反対しています。ファラデーの考えていた電気力線は、途中で中和するものではありませんでした。プラスとマイナスの電気力線は途中で中和することなく、対象に届き、物体内部でベクトルが合成されます。また、電界と磁界は交換可能な関係ではありません。電界の変化は磁界を生みますが、磁界の変化は、周囲にある荷電粒子を動かすことで電界の変化になるのです。マクスウエルは数式にするために、ファラデーの実験結果を捻じ曲げてしまったのです。

ニュートンも同じことをしています。17世紀、天文家は惑星同士がなぜぶつからないかを考えていました。天空で奇妙な運動をする惑星は、不思議なことにぶつかりません。また、飛び去ることもありません。惑星には、互いに引き合う力と反発する力があることが、当時の天文家の間では知られていました。ところが、天文観測の素人であるニュートンは、惑星の運動を数式にするために反発力を無視してしまったのです。引力と反発力を入れると3体問題になって、当時の数学では扱いきれなくなるからです。ニュートンの万有引力は発表してすぐに受け入れられたのではなく、100年間に渡って批判されました。カントはニュートンの万有引力では、宇宙はひとつの塊になると、星雲論で指摘したのです。ケプラーは観測から惑星の運動が楕円ではなく、螺旋であることを知っていましたが、これも、数式に直すことが出来ないため、無視されました。

光の速度を正確に測れば、そのつど光速が微妙にばらつくことが知られています。精度を高くすればするほど、ばらつくのです。これは光が空間ではなく、周囲にある空気分子を媒体にしているからです。気圧が変化すると光速も変化するのです。このような実験結果を無視して、光速は不変だとされています。重力波の観測も、デジタルフィルターを都合よく変えることで得られた信号を見ています。地震波による地球内部の構造もデータに都合のよい「重み」をつけられた結果です。

私たちの科学は自然をありのままに見ているのではないことに気がつくべきでしょう。

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 『電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を明記してください。
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@520chain
物理学を根本から考え直したBernard Burchell博士のオルタナティブフィジックスです。
科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

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さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

トムヴァンフランダーン博士の「重力の速さ」の考察をGoogleで翻訳してみました。

ロシアの「新しい物理学の概要」は、ちょっと違った視点を与えてくれます。

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相は興味深い現象がたくさん紹介されています。

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