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うーむ。なんだかまずい状況が近づいてきた。1月3日は近日点で地球が太陽に最も近づく。さらに3日後は新月だ。月が地球から離れる。予想では7日ごろがLODの下側の変換点になる。
太陽、月、地球の位置を見ると図のようになる。これは月が公転しているため、地球内部での電子の移動に影響を与える。
通常、地球内部からは電子が遠心力で地表に移動している。地下10km付近で電子の移動速度が緩む。重力が発生するからだ。地下から湧き上がってくる電子は、太陽と月の電荷に左右される。
太陽のプラスに引きつけられ電子が地表に移動するが、月のマイナスに反発して移動速度が鈍ったり、逆向きに地下に戻っていく。
危険は2回ある。1月3日の近日点から新月に向かうときだ。新月は地球からの距離が離れるため、電子が地表に出やすくなる。10km付近から重力が発生するので、電子がそこに溜まりやすくなり放電に至る。
もう1回は、満月に至るときだ。満月では月は地球に近づく。地下の電子は反発して、逆方向へ移動する。この電子の転換により、地殻内部で電子密度の上昇が起きる。上からと下からの電子が集中してしまうのだ。これは深さが約40km~100kmでの比較的大規模な地震を招く。これは1月21日前後だ。
単なる気宇であってほしい。
たとえば、電池を直列につなぐと電圧は加算され、2倍になる。ファラデーの電磁誘導でも、1次コイルに対して2次コイルの巻き線比が2倍なら、生じる電圧は2倍になる。トランスの場合、2次コイルは1次コイルの長さの2倍の銅線を使う。すると、1次コイルに交流電圧をかけた場合の2倍の自由電子が2次コイル側で振動することになる。
ここで電界の伝播が遠隔作用であることを思い出してほしい。自由電子の動きは隣の電子に伝わるが距離はほとんど関係なく一瞬で伝わる。つまり電子が隣り合っている状態と同じだ。前項で電圧は電子の大きさではないかと推測した。2次コイル側では、1次コイルで振動する電子の2倍に積み重なった電子が振動することになる。
このことからわかるのは、電圧とは電子の大きさに比例することだ。しかし、1つひっかかることがある。ミュー粒子は電子が励起した状態だ。大きさが増えるなら、ミュー粒子の透過性はどのように説明できるだろう? もともと電子は非常に小さくて、物質を素通りできるのかもしれない。通常は電子、原子の電界が邪魔をして通りにくくなっている。しかし、宇宙線で発生するミュー粒子は光速よりも速度が速い。電界の束縛を振り切って進むことが出来るのだろう。
電界は遠隔作用なので、電子同士には距離がない。
理科や電子工学で電圧とは何かを説明すると、たいていは水圧にたとえて、電気の圧力であるかのようにイメージを与える。物理学でも同じで、「1クーロンの電荷をA点からB点まで移動させるのに V ジュールの仕事が必要なとき,AB間の電圧を V ボルトという。」(ブリタニカ)と説明する。
電圧はモノではないのだろうか?
電子1個に1Vをかけて加速するエネルギーを1eVとしている。エネルギーを持つ電子は高速で走り回っていることになる。しかし、原子内部の軌道電子は、電子軌道によりエネルギーが異なる。内側から外側の軌道になるにつれ、電子はエネルギー順位が高くなる。
電子の持つエネルギーが高くなるということは、電荷を移動させる能力が大きくなること、つまりクーロン力が増えるので、原子核のプラスに強くひきつけられることになる。エネルギーの高い電子ほど、原子核に近づくと思うのだが、そうはならない。
ところで、ミュー粒子は105MeV、パイ中間子は139MeVの「質量」だ。大きさにすれば電子の約4~5倍ほどになる。電磁質量で換算した場合の大きさだが、それでも電子より大きくなることで、エネルギーが大きくなる。ミュー粒子、パイ中間子は電子が電圧を得て変化した状態と考えられる。電圧が高いと大きくなる?
この前の記事で、陽子内部は空洞ではないかと書いた。陽子の大きさが変化すること、ニュートリノの入射でガンマ線を放射することが根拠だ。ガンマ線は陽子の大きさが変化するため、周囲の電界が変化してガンマ線になる。陽子内部が空洞であるのは、周囲の殻の電界による反発力で空洞が維持される。空洞の大きさが電圧ということになる。
それでは、空洞を作っている殻が、本当の素ということになるのではないか? うーむ、だんだんわけがわからなくなってきた。
陽子の大きさは、電子から見ると巨大だ。しかし電荷は電子と同じ1とされている。陽子をグラファイトにぶつけるとパイ中間子が飛び出す。パイ中間子はグラファイトの炭素原子核から飛び出すのだろうか? 宇宙線の空気シャワーでもパイ中間子が飛び出すので、もしかすると陽子が原子核に衝突、陽子と陽子がぶつかることでパイ中間子が作られているのかもしれない。
主流科学では陽子は3つのクオークから成る。しかし中性子が陽子と電子の結合粒子であるので、クオークはなしだ。ミュー粒子が陽子に近づくと陽子はその大きさを変える。縮むのだ。なぜ縮むのだろう?
ミュー粒子(-)は電子が励起した状態と考えられる。質量が電子の200倍なので直径は5.8倍ということになる。電子が励起すると大きくなる。なぜ大きくなるのか? 電子は与えられた電界のエネルギーをどのようにして溜めているのだろう? 大きさが電界をためているとしたら、そのメカニズムはどうなっている?
陽子も同じだ。陽子はニュートリノから電界のエネルギーを受け取る。あまった電界をガンマ線にして放出する。陽子振動は陽子の大きさを調整する役割と、軌道電子を保持する機能がある。陽子がその大きさを変化させて電界を吸ったり吐いたりしているとしたら、中身は空洞だ。
太陽が空洞であることは以前記事に書いた。太陽と同じように陽子も空洞なのだ。励起した電子、パイ中間子、ミュー粒子もおそらく内部は空洞だ。では、空洞を形成している殻はなんでできているのかという話になる。
追記:最近出た論文で、陽子衝突実験のデータ解析から陽子内部は空洞ではないかという疑問が出ている。
電気的地球科学では、二酸化炭素がミュオン核融合により窒素と酸素に核変換されると予測している。たとえば、二酸化炭素濃度の季節変化は、詳細に観測されていて、北半球では8月に濃度が最低になり、冬の2月にピークになる。この変化は、人間による化石燃料の消費が原因となっていると説明される。
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/201308/273002.html
南半球での二酸化炭素濃度を調べてみたが、よいデータがなかった。南半球は人口密度が低いので影響は少ないのかと考えたが、詳しいことは不明だ。
ところで、ミュー粒子を5年間にわたって観測したデータがあった。これによるとミュー粒子は2月に最も減少、8月にピークがある。
Observation of muon intensity variations by season with the MINOS far detector
つまり、ミュー粒子が減少する2月に二酸化炭素濃度が最も大きくなり、ミュー粒子が増える8月に二酸化炭素濃度が減少する。大きな相関がある。
地球は1月に最も太陽に近づき、7月に離れる。約500万キロの差がある。太陽に近づくと太陽磁場の影響が増えるため、銀河由来の宇宙線が減少する。大気との衝突で作られるミュー粒子も減る。ミュオン核融合も減るのだ。
二酸化炭素は、化石燃料を燃やすだけでなく、海洋、森林、土壌からも放出されている。最も大量に二酸化炭素を出すのは火山だ。人間が多少石油を燃やした程度では、急な変化はない。ミュオン核融合が二酸化炭素濃度を左右していたわけだ。