イメージ混信
ソフトウェアラジオはダイレクトコンバージョンと同じ方式なので、オペアンプの段階ではイメージ混信がある。それをソフト的に除去しているのだが、ハードウェアに依存する部分があるようだ。オペアンプはローパスフィルタとして動作している。このカットオフ周波数を決めているのが5.1Kと330pF。しかし、誤差があるので、左右のバランスが悪い場合がある。パソコン側のバランス調整で修正できる場合もあるが、できない場合は、コンデンサか抵抗を変えるとよい。抵抗を4.7Kにするかコンデンサを220pFにするとイメージが改善される。カットオフ周波数が高くなるので、下側の特性が左右それぞれ近くなる。一番よい方法は、左右の抵抗とコンデンサの値をまったく同じにするのがよいが、それぞれ誤差を持っているので難しい。また、オペアンプで位相も変化してしまうようだ。いまのところカットアンドトライで決めるしかない。