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2021/02/12

Permalink 17:17:00, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

マグマはなぜ固まらないか?

現在のプレートテクトニクスで説明されるマグマ発生のメカニズムは次のようになる。地下数十キロのプレート付近では、非常な高温だが玄武岩が溶けるほどではない。そこにプレートが引きずり込んだ水分が加わると融点が下がるため、玄武岩などが溶けてマグマになる。溶けたマグマは比重が軽いため地表近くまで上昇してくる。

この説明ではおかしなことが2つある。まず、地下数十キロの高圧状態の岩石にどうやって水が浸透していくのか? また、仮に溶けたとしても上昇すると周囲の温度が下がるので、マグマ自体も冷えて固まってしまう。温度の低い地表までマグマが溶けた状態で移動するには、熱源がなくてはいけない。

ところで、高温で鉄を溶かす溶鉱炉では、炉の上から上からコークスを入れて燃やし、高温を得ている。鉄鉱石も上から入れるが、コークスは隙間だらけなので、高温で溶けた鉄は隙間を伝って炉の下から出てくる。炉の下からは千度以上の熱風が吹き込まれ、コークスを燃焼させている。

もし、地下のマグマが地球内部の熱で溶け続けているのなら、熱の移動がなければいけない。しかし、マグマは高圧状態でも対流していることは確認されていない。もしマグマが対流しているなら、振動するのでわかるはずだ。日本列島はマグマの上に浮いているようなものなので、常にマグマの対流する振動が聞こえてくるはずだが、そうした音はしない。

対流させずに物を溶かす方法は電気だ。製鉄では電気炉が使われる。巨大な炭素棒を屑鉄の中に突っ込んで流れる電流で鉄を溶かす。

マグマは電流で溶けているのだ。地下のマグマが固まらずに溶けているのは、マグマに膨大な電流が流れているからに他ならない。

しかし、それでも疑問は残る。マグマは電気を通すが、固体の岩石は電気を通さない。最初に岩石を溶かしてマグマにしたのは何だろう? これこそが惑星間の放電であることは、また別の機会に書きたい。

2021/02/11

Permalink 16:11:59, by admin Email , 4 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

M7.7の地震、余震はすでにM5以上が30回余り

2月10日にニューカレドニアの東側の海溝で起きたM7.7の地震では、前震と余震がすごいことになっている。

M7.7が起きる1時間ほど前にM6とM5.7の前震があった。余震は24時間で30回以上に及ぶ。これはどう考えてもプレート移動では説明ができない。

電気的地球科学が予想している地震の原因は放電だ。放電のきっかけは高エネルギーニュートリノではないかと考えている。震源の広がりは数十キロに及ぶが、高エネルギー宇宙線が大気に突入して発生する宇宙線シャワーと考えると、震源の広がりは納得できる。

まず、最高エネルギー宇宙線クラスの宇宙線が膨大な量の高エネルギーニュートリノを広範囲に振りまく。地殻内部をニュートリノが伝わっていく過程で電気抵抗の低い部分を作り出して、マントル上部から電流を導いてくる。電流が流れて岩石に溜まっていくと放電が生じる。放電は逆圧電効果で地震振動を発生させる。放電により広範囲に分極が生じる。分極した岩石はより少ない電流で逆圧電効果を発生させ、余震になる。(これは予想で正確なメカニズムではない)
ニューカレドニアの東にあるニューヘビリッジ海溝は環太平洋火山帯のマグマの帯が地下に存在する場所で、マントルからマグマと電流が供給されている。余震は311と同じように1か月以上続く可能性がある。

ちなみに2月10日は地球の自転速度が速い側のピークになった日だった。

2021/02/08

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Categories: Classic Science

ブラックホールは存在しない

どうも学校の教科書にもブラックホールが載るようになったらしい。教育の恐ろしいところは間違った知識でも一度教科書に載ってしまうと、その後何十年も正しいと思わされてしまう点だ。ほとんどの人は自分で考えることをせず、ひたすら暗記に人生を費やすので、教科書の罪悪は無意識に拡大していく。

当初、ブラックホールではないかと考えられた天体は、はくちょう座X-1という強力なX線を放射する星だった。電波天文学が発達してきた1970年代に見つかった。電波を放射する天体には中性子星がある。中性子星はパルサーと呼ばれる周期的にマイクロ波を放射している星だ。ブラックホールも中性子星も共通しているのは強大な重力が原因とされているところだ。しかし、X線、マイクロ波は真空中の放電現象として説明できる。じっさい、私たちの太陽はX線、マイクロ波を盛大に放射していることが知られている。電気的宇宙論では太陽は星間物質の流入によって起きている放電現象だからだ。太陽の表面は6000度程度しかないが、その上空のコロナ層は200万度ある。このことは太陽が内部の核融合で熱を放射しているとすると、およそ正反対のことが起きていて、核融合を否定しないとコロナ層の高温は説明できない。太陽表面は宇宙空間に対してプラスの電極であり、宇宙空間のマイナスに対して放電しているのがコロナ層だからだ。

マイクロ波を発生させるマグネトロンという真空管がある。仕組みは真空にした容器内部で放電を起こして、発生した電子線を磁石で曲げている。電子線は磁石の磁場で急激に方向を変えられて、制動放射でマイクロ波を発生させる。中性子星と呼ばれている星も同じ現象を起こしている。おそらく中性子星は恒星が2つ連なる連星で、互いに放電していると考えられる。連星は銀河では珍しくない。2つの恒星が放電をしていて、放電→充電→放電と繰り返されるので、その間隔は一定になるという仕組みだ。また、中性子は原子核の外では約15分でベータ崩壊する。強い重力で抑え込まれていると強弁する人もいるが、ベータ崩壊をもたらす弱い力は重力の10^35倍も強い。

ブラックホールは不規則で強力なX線源を説明するために仮定された。しかし、これも中性子星と同じように真空放電で説明できる。X線の発生も真空管で説明できるのだ。レントゲン管は強い電子線を金属板に衝突させ、制動放射で発生する電磁波―X線を取り出している。連星同士の強力な放電がX線の原因だろう。銀河の中心部では、星間物質が高密度に存在する。恒星に流れ込む電流も強力であるはずだ。

電気的地球科学では宇宙空間の重力は存在せず、重力に見えるのは電気引力・斥力であるとしている。重力では惑星の公転は説明できない。銀河の回転も説明できないため、ダークマターを持ち出している。宇宙が膨張していると主張しているため、重力に加え、斥力があるはずだとダークエネルギーを仮定した。もう何でもありの状態が現在のビッグバン宇宙論になっている。

なぜ、現状の天文学が重力だけで天体現象を説明するかといえば、1950年代にアメリカで起きた科学論争に原因がある。『衝突する宇宙』(イマヌエル・ヴェリコフスキー)は1950年に出版されると大ベストセラーになった。ヴェリコフスキーの主張の一つに宇宙は電磁気現象であることがあった。しかし、これはアメリカの科学界が一斉に否定することになった。金星が地球に放電したという歴史的事実を否定するために、科学は宇宙から電磁気現象を削除してしまったのだ。この論争から科学は重力だけで宇宙を説明するようになった。さらに現在では教科書という大きなハードルが加わってしまった。

ブラックホールの間違いを指摘することはビッグバン宇宙論を放逐するきっかけになるはずだが、いったん教育されてしまった人々を折伏することは難しい。

2021/02/07

Permalink 11:25:37, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Earth Science

赤方偏移と重力レンズの仕組み

赤方偏移、重力レンズ効果が屈折であると説明しても、ほとんどの人は権威でない人がいうことに耳を貸そうとしない。しかし、研究者レベルでは気体の密度差が波長の伸長、屈折を生んでいることは研究上重要な要素として捉えている。下の図は金星探査衛星「あかつき」のサイトからの引用だ。

金星大気の熱構造

この図では金星大気が電磁波を屈折するが、恒星周辺にもプラズマの大気が存在する。恒星系、銀河系のレベルで見ると銀河間の希薄な星間物質に比較して、濃密な星間物質が存在している。恒星から発せられた光は、「あかつき」が観測に利用している原理と同じ仕組みで波長が伸びる。赤方偏移の原因と言える。また、銀河、恒星周辺で屈折した光は、「重力レンズ効果」を生む。宇宙が膨張しなくても、光が重力で曲げられなくても、説明が可能だ。

2021/02/02

Permalink 16:19:46, by admin Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: Classic Science

新しいニュートリノ検知器

ニュートリノが原子核に突入したときにわずかに原子核が振動することを利用したデテクタの開発。完成すれば非常に効率の良い検知が可能になる。これは2つの意味を持つ。ニュートリノが電磁波であること。ニュートリノは原子核を媒質にして伝搬する。原子核に電荷のエネルギーを届けているということ。電気的地球科学で指摘している陽子振動だ。また原子核の振動は量子跳躍を維持する原因だろう。

元の記事はこちら。

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人間が作ったものをどのように壊すことができるかを合理的に考察するのが破壊学です。現代科学にターゲット絞って考えています。 『電気的地球科学』には、さらにくわしい解説があります。 このブログに書いてある内容を引用する場合は、出所を明記してください。
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@520chain
物理学を根本から考え直したBernard Burchell博士のオルタナティブフィジックスです。
科学史から見た量子力学の間違いには量子力学はどこで間違ったのかが考察されています。 アンドリュー・ホール氏のデイリープラズマでは山がどのようにしてできたかを詳細に考察しています。 日本人による相対性理論への疑問、現代科学のおかしな点をエッセイ風にまとめたページ。 物理の旅の道すがらはロシアの科学エッセイを日本語で読めます。

今日の電気的宇宙

さらにくわしく読みたい人のためにNOTEでまとめています。「電気的地球科学への招待」ぜひお読みください。

トムヴァンフランダーン博士の「重力の速さ」の考察をGoogleで翻訳してみました。

ロシアの「新しい物理学の概要」は、ちょっと違った視点を与えてくれます。

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相は興味深い現象がたくさん紹介されています。

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