Pages: << 1 ... 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 ... 59 >>
核力について考えてみた。一般には原子核内部で陽子と中性子を結び付けている力を強い力、中性子がベータ崩壊して陽子と電子に分かれるときの力を弱い力と呼んでいる。陽子2個が結合して陽電子を放出するときにも弱い力は働く。いずれもニュートリノが発生する。
なぜ、現行の物理で中性子は陽子と電子が結合したものと書かれていないかは不明だが、電気的地球科学では、はっきりとしている。陽子に電子が結合すると中性子になる。中性子がベータ崩壊するとき、電界のパルスが放出される。この電界のパルスがニュートリノだ。陽子に電子が結合する場合、あるいは分離する場合で、ニュートリノの極性が異なる。
ニュートリノは陽子に電子が結合するとき、あるいは分離するときの電界の衝撃波だ。非常に短いパルスであるため、ほかの物質と相互作用をほとんど行わない。また発生した瞬間、光速で飛び去ってしまう。ニュートリノが発生する反応が弱い力の特徴とされている。
ところで一般的には強い力は、陽子と中性子を結び付けている。中性子と中性子、陽子と陽子は結びつかないのか、という疑問はあるが、原子核をまとめているのは強い力だ。電気的地球科学では、陽子と陽子を電子がつなぎとめている。原子核内部では、中性子と陽子の区別はない状態だと考えられる。
中性子が陽子と電子が結合した状態であるのに比較すると、原子核内部で陽子と陽子に電子が挟まれている状態は、陽子の反発力が電子に働いている。電子は囲まれている陽子から引っ張られているのだ。
強い力で結合している原子核が分裂するとき、ガンマ線が発生する。ガンマ線はニュートリノと同じ電界のパルスであると考えられるが、陽子と陽子が離れる際に生じるのではないか。陽子と電子によるパルスよりも陽子と陽子のパルスは、その大きさの違いからパルスの間隔が広くなっている。ニュートリノより波長が長くなるため、ガンマ線が放出されるというわけだ。
追記:現在では陽子がニュートリノから電荷を受け取り、大きさが変化するとき、ガンマ線を放射すると考えている。陽子振動は、原子核全体から軌道上の電子に対して放射され、定在波の谷間を作る。量子跳躍の原因となっている。
電気的地球科学では、地球には空洞があって、膨張していると主張している。古代遺跡の角度が示す地球の自転軸は、氷河期に急激に膨張した結果だ。
地球の自転は、最初は公転面に対して真っ直ぐだったと考えられる。地球が出来て現在の軌道に落ち着いたとき、まだ大気がないため、現在の水星と同じように自転は、太陽風と地球内部のマイナスの電荷による静電モーターだった。
時間が経つにつれて、大気と海が出来てくると地殻内部にマグマが発生した。太平洋火山帯のマグマの帯がどのように作られたかは不明だが、ファラデーモーターのコアとして機能するようになった。マイナスの静電モーターとファラデーモーターの回転方向は同じだからだ。
ファラデーモーターによる自転が始まってからも地球の膨張は止まらなかった。氷河期がどのようなメカニズムで起きるかはわからないが、地球内部の岩石の相転移を促進する効果があるようだ。太陽活動と関係がある、銀河由来の高エネルギー宇宙線が増えてマントルまで到達するようになるからかもしれない。
地球膨張は氷河期をきっかけに5回以上起きている。そのため、最初は公転面に対して真っ直ぐだった自転軸が、自転を駆動しているファラデーモーターのコア=太平洋火山帯のマグマの帯が少しずれてしまった。氷河期のたびに膨張が繰り返され、自転軸がずれるので、モーターのコアになっているマグマの帯がずれる。
過去の自転軸の移動と膨張を考慮すると、最初の自転軸はアラスカからロッキー山脈の付近だったと考えられる。するとアルーシャン列島、千島列島の湾曲が現在の自転方向とずれている理由は、過去にマグマが引っ張られた痕跡であると予想できる。自転軸が変わったために現在の自転方向とはちがう向きに湾曲しているのだ。
ところで月の自転軸も地球の軌道から6度ちょっと傾いている。地球に対して向いている側が地球の電離層=プラスに引かれて膨張した結果、自転軸がずれたのだと考えられる。
水素の同位体、4重水素の原子核を次のように予想した。
しかし、これは間違っている可能性がある。なぜなら、3重水素に電子2個で陽子がくっついた場合、もう1個電子が追加されて、ヘリウムになる可能性があるからだ。外側の陽子に電子がくっつくと、その電子とほかの陽子が引き合って、くっついた陽子が起き上がってくる。
4重水素は半減期が1.39 × 10−22secで非常に短い。次のように結合しているのではないか? 非常に不安定な様子が直感的に予想出来る。
ところで、プラズマ状態の原子核には、電子、陽子がしょっちゅう衝突しているのではないだろうか?
じつは太陽表面の観察から、太陽のプラズマの下にはシリコン、鉄などの重い元素が存在しているという研究がある。
The surface of the Sun
このサイトでは、太陽の4500km下には、固い地殻が存在すると予想している。またほかの恒星にも重い元素が大量に存在する可能性を示している。従来の研究では、シリコンや鉄といった元素は、恒星内部で核融合が進んでいって、かなり後にならないと融合されないと考えられていた。しかし、もし原子核に陽子、電子が頻繁に衝突を繰り返し、結合が行われているとすると、6千度程度の低温プラズマでも核融合が進行している可能性がある。
現在行っている原子核の構造予想は、まだまだ仮定の段階だが、重要な現象を説明できる可能性が見えてきた。
原子核の周りを電子が回っているというイメージをほとんどの人は持っていると思う。こんな具合だ。
宇宙で最も多いのはプラズマで、イオン状態で存在する。水素原子の原子核、陽子だと考えられる。ところが星間物質で多いのは、水素原子が3個くっついたプロトン化水素分子であるといわれている。こんな具合にくっついているはずだ。
プロトン化水素分子は+1のイオンなので、結合している電子は2個と考えられる。ところが上の図を見ればわかるが、3個の水素原子が3箇所で結合しているのだ。この結合は、分光分析で確かめられている。また原子核の間隔も正三角形をしている。
どうやって、電子2個で3つの原子核をつなぎとめているのだろうか? 電気的地球科学では、電子は原子核の周りを回転していないと考えている。そこで、プロトン化水素の結合を予想したのがこれ。
白い丸が陽子、青が電子。2個の電子が上下に配置され、3個の陽子を引き付けている。陽子同士は反発するので、一定の距離を保つ。この構造なら、力学的にも安定している。
太陽風は陽子と電子が高エネルギー状態で吹き付ける。プラズマ状態では、電子と陽子がくっつかないと考えられているが、まれに太陽由来の中性子が観測される。太陽風は太陽からかなりの時間をかけてやってくるので、中性子は途中で崩壊するはずだ。観測される中性子は、陽子と電子が宇宙空間で結合したのではないだろうか?
また、プロトン化水素はいったんこの配置に結合すると安定しているために数多く見られると予想できる。太陽風は太陽を出た後も、変化し続けているのだ。
ピンポン玉をたくさん買ってきたので、ネオンの原子核を予想してみた。ネオンは非常に安定した元素であることが知られている。さっそく買ってきたピンポン玉を4つずつまとめ、ヘリウム原子核を作った。アルファクラスターというやつだ。
ヘリウム原子核を5つ用意して、いろいろ組み合わせてみたら、大きな三角錐になった。偶然かもしれないので、念のため核外電荷を計算してみた。
1/3x9,1/6x3,1/6x6→4.5
1/3x6,1/6x3,1/6x6→3.5
1/3x3,1/6x3,1/6x6→2.5
1/6x3,1/6x6→1.5
合計すると、(+20,-12)
Neの電子軌道は2S2+2p6なので、電子数は8だ。陽子に囲まれてしまい、外に力線が現れない電子もある。外側の電子は、3方が陽子で囲まれている場合、1/6で計算した。
次はNaを考えてみる。原子番号がNeからNaに1つあがると原子半径が3倍近くに拡大する。HeからLiも同じだったが、果たして核外電荷で説明できるのだろうか?