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ファラデーの電気力線を採用した場合の原子核の構造をまとめてみた。陽子と陽子を電子がつなぎとめているイメージだ。
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n 中性子(+1, -1) 見かけ上の電荷は中性だが、回転すると陽子と電子の電荷による磁場が外に出てくるので、中性子は磁気モーメントを持つ。 |
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2H 重水素 p+e+p (陽子、電子) +1,-1,+1 (電荷計算) (+2, -1)(核外電荷) |
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3He ヘリウム3 px3,ex2 +1,-1/2,+1,-1/2,+1 (+3,-1) |
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3H 3重水素 p+e+p+e+p+e +1,-2/3,+1,-2/3,+1,-2/3 (+3,-2) |
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4H 4重水素 px4,ex5 -2/3x4,-1/3 (+4,-3) |
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4He ヘリウム px4,ex6 -1/3x6 (+4,-2) |
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6Li リチウム px6,ex9 -1/3x3,-2/3x6 (+6,-5) |
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7Li リチウム7 px7,ex11 -1/3x4,-2/3x7 (+7,-6) |
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9Be ベリリウム9 px9,ex17 -1/3x6,-1/3x6,-2/3x4,-1/3 (+9,-7) |
ところで、ヘリウムからリチウムに原子番号があがると、原子半径が急に大きくなることが知られている。上記の原子核の構造を見ると、リチウム原子核は、外に出る電子の電荷(核外電荷)がヘリウムの-2から-5に増える。この増えた電子のマイナスの電荷が軌道上の電子を反発力で遠のけるために軌道半径が拡大すると考えられる。
今回は、Mario Buildreps氏のサイトから、古代遺跡の向く角度が、過去の地球の自転軸を示している、という仮説を紹介しよう。
ギザの大ピラミッドがその4辺を正確に地球の東西南北を向けていることはよく知られている。多くの古代遺跡、寺院、構造物は、建物の方向に意味を持たせている。方角は、どの文明でも重要な意味を持つからだ。
しかし、古代遺跡を分類していくと、そこには遺跡の方角について興味深い事実が現れてくる。Mario Buildreps氏は遺跡の方角を地球の自転軸を指していると仮定、その指し示す場所を調べてみた。調査した遺跡は538になる。すると遺跡の向く線が交わる地球上の5つの点が現れたのだ。
グリーランドの上にある赤い点が現在の北極点だ。グリーランド上を下に向かって5つの点がある。この赤い点が時代ごとに移動してきた北極点であると考えられる。もっとも古い北極点は75万年前と推測される。
興味深いのは、5つの移動した北極点の間隔が、過去の氷河期の期間に見事に合致するのだ。
温度が急激に上昇している期間をそれぞれの点の間隔に当てはめてみると、みごとに割合が一致している。
以下は、調査した遺跡とMario Buildreps氏による遺跡の建設年代だ。従来の学説とは大きく異なり、いずれもかなり古いことがわかる。
タイムフレーム+古代建築の名簿
ポール
ピラミッド、敷地、寺院 私:0〜26,000年前 ボロブドゥール、コナークサンテンプル、ホルス神殿、ギザのピラミッド、漢の皇帝墓 26,000〜130,000 地殻変動期:ポールII〜ポールI II:130,000〜155,000年前 バビロン、プラサート・プラム・プラサート、ウクスマル(魔術師のピラミッド)、エル・ミラドール、カバ・イ・ザルトシュト 155,000〜210,000 地殻変動期:ポールIII〜ポールII III:210,000〜225,000年前 テオティワカン、ポンペイ(神殿)、カルナック、エズナ、趙漢の墓、アンティパトリス 225,000〜240,000 地殻変動期:ポールIV〜ポールIII IV:240,000〜270,000年前 ヤグル、クアラ(シュメール)、グレートキスカラ、エルカスティーリョ(チチェンイッツァ)、コケルのピラミッド 270,000〜330,000 地殻変動期:ポールVからポールIV V:330,000〜345,000年前 ドン(シュメール)、ノホク・マル・ピラミッド(コバ)、カルラル、マディネット・ハブ寺院、ボルシッファ(シュメール)の3つの王の墓、 345,000〜410,000 地殻変動期:ポールVからポールVI VI:410,000〜440,000年前 ニネベ(シュメール)、シッパール(シュメール)、エリード(シュメール)、コカスカのピラミッド(ナンバー5,9,14)、フアカ・デル・ソル、ザバラ(シュメール)、カルラル
Mario Buildreps氏によれば、氷河期に起きた地球の地軸の移動は、地殻がスライドしたことによると推測している。これはグラハム・ハンコックの「神々の指紋」と同じ推測だ。しかし、電気的地球科学ではこの自転軸の移動は、地球膨張と密接に関係していると考える。証拠として次の画像をあげておく。Mario Buildreps氏の5つの自転軸とマリアナ海溝付近の地形を比較したものだ。
電気的地球科学では、太平洋火山帯の下にはマグマの帯が横たわっており、ファラデーモーターのコアになっている、と主張してきた。マグマはローレンツ力によって東に引っ張られている。マリアナ海溝の円弧状の地形は、マグマが引っ張られている痕跡だ。この画像に表れている海底地形は、過去5回にわたって、マグマの帯が移動したことを示している。円弧状地形のずれは、東に引っ張る力が微妙にずれていることも示している。
Mario Buildreps氏が発見した自転軸の移動は、氷河期に地球膨張が促進されたことを意味している。マリアナ海溝周辺の地形に、その膨張の痕跡が残っているわけだ。
3月4日にSF乱学講座で話した「空っぽな太陽」の資料をアップしました。このブログで解説してきた物理学に潜む4つの間違いなどをまとめています。
以前、電気的地球科学では中性子を陽子に電子が直接くっついたものと仮定した。こんな具合だ。
従来の量子力学では、原子核の周りを電子が回転することで、落ちてくるのを防いでいる。しかし、ファラデーの電気力線によれば、プラスとマイナスのクーロン力は途中で中和することなく対象まで届く。ファラデーの電気力線を使うことで、静的な原子模型が可能になるはずだ。
たとえば、三重水素がベータ崩壊をしてヘリウム3と電子に分かれる様子はこうなる。
三重水素は3つの陽子を電子3個が結合させている。3個の陽子が三角形をなしていて、電子の電荷はそれぞれ2/3が外に出る。したがって、-2/3 X 3 = -2と陽子3個の+3が原子核の電荷だ。
ヘリウム3は、電子1個が外れることで陽子3個が真っ直ぐにつながる。2個の陽子に挟まれた電子からは1/2の電荷が外に出る。したがって、-1/2 X 2 = -1と陽子3個の+3が電荷となる。
ちなみにこれがヘリウム3の電子を含んだ原子模型だ。原子核は原子の直径の10万分の1程度しかないので、これはあくまでイメージでしかない。しかし、静的原子模型では、ドブロイ波が必要なくなる。
ところで筆者は、クオークといった素粒子のほとんどは、実在しないと考えている。高いエネルギーを与えられた電子や何かが変化したものだと思う。たとえばミュー粒子は電子が非常に高いエネルギーを与えられたものと考える。(標準模型は間違い。クォークは実在しないより)
また、ベータ崩壊では電子とニュートリノが放出される。ニュートリノは非常に透過性が高く、ほかの物質と反応しにくい性質を持つ。原子核内部では、陽子と中性子の区別はないが、中性子が原子核から飛び出すと約15分で陽子と電子に崩壊するがニュートリノも飛び出してくる。
中性子→陽子+電子+ニュートリノ(-)
軌道電子捕獲という現象もある。
陽子+電子→中性子+ニュートリノ(+)
ニュートリノは光とほぼ同じ速度を持つことから、電界のパルスである可能性が高い。陽子から電子が離れる際に、電界のパルスが発生すると推測できる。軌道電子捕獲で陽子に電子がくっつくときも電界のパルスが発生する。ニュートリノの極性がちがうのは、離れる場合と結合する場合の違いからではないか?
しかし、現在素粒子科学の知見ではニュートリノには質量があるといわれている。電子の100万の分の1以下の質量だが、電界のパルスではゼロだ。ここでは、ニュートリノが電界のパルスである可能性だけを指摘しておきたい。
すでにこのブログでも言及しているが、地球の自転は太平洋火山地帯のマグマをコアにしたファラデーモーターによると説明してきた。もう一度、まとめて説明してみる。
地球の自転が周期的に変動していることは、IERSが観測しているLOD(length of day)のデータからわかっている。自転の原因が大昔起きた大衝突による慣性であるなら、自転速度が遅くなることはあっても速くなることはない。このことからも、自転はなんらかの動力によると考えられる。
5.9年周期で変動する自転速度
ところで、太平洋を取り巻く太平洋火山帯の地下には、マグマが帯状に存在する。マグマは何かの力によって東側に強く引かれている様子が見て取れる。
マリアナ海溝
カリブ海
サンドウィッチ諸島
カリブ海とサンドウィッチ諸島の地形は、大陸の隙間からマグマが大きく引っ張り出されている様子がよくわかる。
これらの地形は地下のマグマが内部に流れる電流のために生じるローレンツ力で引っ張られている証拠だ。マグマに電流が流れていることは、噴火の際に現れる放電が示している。火山雷だ。
太平洋をぐるりと取り巻くマグマがモーターのコアになって地球を回転させている。自転速度に周期性があるのは、磁場の変動と関係していると思われる。
地磁気観測所より
地球磁場は太陽黒点と連動している。地球の自転は太陽活動と深く関係しているのだ。