7Mのままで21Mを受信

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ちょっと面白いことに気が付いた。Soft66DB2は、74AC04でクリスタルを発振させている。方形波なので、奇数倍の高調波が出る。つまり、28.224MHzの3倍、84.672MHzも74AC74に入力されている。21.168MHzが74VHC4066にLOとして注入されていることになる。それでBPFを21Mバンドにしてアンテナをつないで見るとみごとに21Mが聞こえてきた。ただし、IQ信号が反転しているので、7Mとは逆に設定する必要がある。感度も割といい。7Mしか聞いていない人は試してみるといいかも。

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SoftRockのMLで面白い議論が出ている。現在の復調ソフトは、ハードウエアで90°の位相差を得ているが、これをソフトのほうでやってしまったらどうかというものだ。それに対してSDRadioの作者が、それはイメージが削除できないかもしれないと指摘した。しかし提案者のやり方はユニークで、96kHzのサンプリングを使い、ソフトウエア内部で位相差を持った48kHzのLOをミキシングしたらどうかという提案。

じつは、だいぶ前に筆者も同じようなことを考えたことがある。ソフトウエアで処理するのではなく、いったん数百kHzくらいまで周波数を落としてやり、そこで90°位相差を持ったLOをミキシングしてやるというやり方だ。数百kHz程度の低い周波数なら、90°位相差をもったLOを作るのは簡単。オペアンプを使ってできる。まあ考えただけでやっていないので、結果はわからない。時間があったらやってみようと思う。

ADCを使ったソフトウエアラジオには、DSP内部でIQ信号を作り出しているものもあるので、発案者のやり方は可能かもしれない。

CQ付録基板+マルチバンドパーツセット

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ICS512Mが若干入手できたので、マルチバンド用パーツセットを出しています。74VHC4066を入れてありますので、感度はSoft66DB2と同じくらい良くなっています。今回のパーツがなくなったら、本当に終わりになります。

クリスタルを変更した場合

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付属のクリスタルは、ほとんど間違いなく発振しますが、周波数を変更するためにほかのクリスタルを使った場合、発振しないことがあります。C18、C19の値を30pFにすると発振する場合があるので試してみてください。それでも発振しないときは、C18、C19を47pFまで増やしてみてください。

プリントパターンにエラーがありました

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大変申し訳ありませんが、Soft66DB2のプリントパターンにエラーが1箇所ありました。エラーは2つめのBPFの入力部分です。組立解説に修正方法を記載しました。

http://zao.jp/radio/error.html

すでに購入の方は、必ず、ごらん下さい。
また組み立ててしまった方、完成品を購入の方で、修正できない方は、定形外(120円)で送ってください。こちらで修正を施したうえ、120円切手を同封して返送いたします。120円以上の送料は負担しかねますので、ご容赦願います。

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