Category: バイク
ゴーグルがやってきた
December 23rd, 2010じつは9月に発注していたロールオフ付きゴーグルがようやく届いた。一時は、金だけとって、だまされたのか?と思ったが、向こうの工場ではアジア大会の特需があったらしく、遅れに遅れて申し訳ないと電話があった。
前に紹介したゴーグルと大人の事情でデザインが変わった。ロールオフ部分とテグスの付いているのは変わらない。シールドは内側が曇り止め加工されている。
うらのスポンジは十分に厚い。滑り止めのシリコン加工がストラップに施されている。
ロールフィルムは、他社のものでも使用可能。
エンデューロはすでにオフシーズンになってしまったけど、来季に向けて準備する方はぜひどうぞ。ロールフィルム2本付きで送料込み3500円です。スペアシールドは1枚500円。
ハムスクエアで売っています。
初期費用
September 7th, 2010いま、エンデューロ、モトクロスでもいいんだけど、新たに始めようと思ったらいくらかかるか計算してみた。
まずウエア、某有名通販ショップで調べた。同じくらいの物を中国ではいくらで売っているかを調べてみた。もちろん、中国はニセモノかもしれない。
通販 中国
ヘルメット 30000円 3000円
ジャージ 7000円 1000円
パンツ 17000円 3000円
グローブ 3000円 1000円
プロテクター 20000円 2000円
ニーパッド 9000円 1000円
ブーツ 27000円 10000円
ゴーグル 6000円 3000円
合計 119000円 24000円
これにバイクが必要になる。バイクは、ピンからキリといってもエンデューロに使えるバイクは限られるので、代表的なWRをあげてみると
WR250F 700000円
KTMなどの外車なら100万くらいになる。用品とあわせて、最低でも82万から120万くらいは必要なわけだ。
ところで、このくらいのお金をぽんと出せる人はどのくらいいるだろうか?ローンを組めば、買える人はたくさんいるだろう。でも仮に48回払いにしても月に3万くらいは支払いが必要だ。これは大きい。
エンデューロの場合は、これにトランスポータが必要だ。ハイエースなら中古でも100万はする。これではバイクを買って準備したら、レースに出るお金が出せなくなってしまう。
仮に全部中国製でそろえるといくらになるか? じつは中国製オフロードバイクは30万くらいで買える。日本まで輸入する費用を含めて。
そうすると中国製でそろえると33万円くらいで全部そろうことになる。これならキャッシュで買えるかもしれない。
じっさい、オーストラリアやヨーロッパの一部では、中国価格でバイク関連用品を購入することができる。アメリカはもともとかなり安く用品を売っている。バカ高いのは、日本だけなのだ。
日本のバイク市場は、バブル期の10分の1まで縮小したらしい。確かにオフロードでは、20歳代のライダーを見かけることが少なくなった。雇用不安、格差など原因はあるだろう。でも、日本の高い用品をなんとかしようと努力した人は、上野駅にあったバイク用品店以外聞いたことがない。
バイクは趣味のもの、だからいくら高価でもいいものを売るのがいい。たしかにそうした考えもある。否定するものではない。でも裾野の狭いジャンルは、長くは続かない。
私がはじめてバイクを買ったとき、DT125が15万だった。ローンを組んでも毎月1万くらいで買えた。少し経ってモトクロッサーを買ったときは30万くらい。けっして無理な買い物ではなかった。
バイク業界も、市場を守るだけでなく、価格を下げる努力をするときが来たのだと思う。
#ついでに1回レースに出るといくらかかるか計算してみた。
エントリー代 10000円~15000円
タイヤ 12000円(リア)
ガソリン 2000円
交通費 2000円~
飯代その他5000円
合計 約30000円
さらに本州から北海道に行くなら、交通費だけで5,6万かかる。
近くのレースに月1回出るだけで、3万+バイクのローン3万+車の経費で少なく見ても7,8万はかかることになる。バイクがこわれたら、またお金が飛んでいくから、エンデューロを楽しむのは、そうとうリッチな人間ということになる。
ロールオフ付ゴーグル
August 24th, 2010いつも電子部品を買っているサイトでは、バイク関係のパーツも売っている。ロールオフ付ゴーグルを見つけたので、サンプルを取り寄せてみた。
ううむ、なんかに似ている。
ロールの下には、最初から張り付き防止のナイロン糸が張ってある。これはかなりわかる人が作っているようだ。驚いたのは、付属のロールをセットすると、するすると勝手にロールがほぐれてくる。よく、ロールが途中で張り付いてしまい切れるというのは、ないようだ。
ゴーグル自体のつくりもいい。ただ、装着してみると、視界が少し狭く感じる。これは、ロールオフと組み合わせるゴーグルを変えれば、解消できるかもしれない。これからメーカーに発注する予定。販売価格は、爆安になる予定。
中国製エンデューロタイヤ、インプレッション
July 20th, 2010時間ができたので、中国製エンデューロタイヤで走ってきてみた。家から走り出してすぐに砂浜になるので、少し先にある砂利の敷いてある道に向かった。空気圧は0.8に設定。途中、砂浜を少し走ったが、グリップはいいほうだと思う。砂利道を少し走った。まっすぐなので、あまりよくわからなかった。
別の日に、少し離れた林道に出かけた。乗っているバイクがKTM125ということとタイヤの減り方が気になったので、意識的に後輪にパワーをかけて走ってみた。コーナーの立ち上がりでは、うまく後輪がスライドしている。左右非対称なので、何か癖があるかと思ったが、まったく感じなかった。それほどのテクニックもないからかも。
砂利が少し浮いた乾燥した路面を約1時間ほど走ってみた。実はこのタイヤ、140とあるが計測すると130しかない。KTM125で140サイズのタイヤをはくと、パワーがくわれて、思うように後輪をスライドできないが、このタイヤはちょうどよい大きさのようだ。2,3速で思うようにスライドできる。
トラクションをかけたときのグリップもいいのだが、リアブレーキがよく効くことに気がついた。驚いたのは、枝道に入って、泥がまだ乾いていない登りになったとき。わざと真ん中のどろどろの中を選んだのだが、ぐいぐい登ってくれる。キャンバーも狙ったラインをすんなり通れる。後輪が流れない。
このタイヤのゴムはかなり柔らかいほうなのだが、それが泥に対して非常によく効いているのだと思う。また途中にあった倒木を超えたとき、後輪がのりあげても左右に逃げない。ブロックがやわらかいので、まるでトライアルタイヤのように木をつかんでいる感触だった。
都合、1時間半ほど走り回った後が、この画像。
エンデューロタイヤとしては、減りやすいタイヤだと思う。その分、タイヤのやわらかさでグリップを稼いでいる面がある。KTM125のパワーにぴったりのフィーリングがする。4st250でも、同じようにちょうどいいと思う。ハイパワーエンデューロマシンには、少し物足りないかもしれない。
荷物が少し遅れていて、入荷は8月初めになる予定。入荷が伸びたので今月中8月8日まで予約してくれた人には、激安で提供中。
ちなみにFIMスタンダードと呼ばれる規格はつぎのとおり(2010エンデューロ技術規則から抜粋)。重要なのは16-4、16-5で、このタイヤはいずれもクリアしている。
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16-1 フロントタイヤの寸法は自由とする。ただし主催者が公道走行用に適合したタイヤの使用を義務付けた場合を除く。
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16-2 メタルスタッド、スパイク、チェーン等如何なるアンチスキッド装置の取り付けは認められない。スクープまたはパドル(継続するラジアルリブ)タイヤは禁止される。
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16-3 タイヤは、通常の販売店または小売店から入手できるもので、一般に入手できるタイヤマニュファクチュラーのカタログ、またはタイヤ仕様リストに掲載されていなくてはならない。
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16-4 これらのタイヤは、荷重・スピードコードに関して“ヨーロッパタイヤ・リム技術機構(ETRTO)” の定める条件に適合し、45M以上の使用等級のものでなければならない。
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16-5 リヤタイヤのトレッドパターン仕様は以下のとおりとする。トレッドの深さは、トレッド面に対して直角に測定した状態で最大13㎜を超えてはならない。(同一の円周上にあるブロックは同じ深さでなくてはならない。
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ENDURO TYRES
最大 13mm
90°
最大 13mm
90°
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16-6 タイヤへの一切の追加工は禁止される。
(2010.08.30追記)
8/29のJNCCのFUNクラスに出走してきました。タイヤはもちろん、HJ-207,HJ208の前後セット。KTM125では、グリップ、耐久性共に問題なし。というよりも1ヶ月前にも4時間のVega月山で走っていて、その間に2回ほど山に行ってきたけど、都合、リア3本、フロント2本を使った。でも金額に直すと普通のエンデューロタイヤ1セット分しか、かかってない。リアだけ交換するなら4800円というのは、いいと思うんだけどなあ。
エンデューロタイヤを取り寄せてみた
July 6th, 2010いつも電子部品を買っているサイトでは、バイク関連のパーツも売ってる。エンデューロタイヤを見つけたので試しにサンプルを取り寄せてみた。
なんかと、パターンがとても似ている。でもちがう。なんか根本的なところが変?
サイズは140/80-18
とりあえず、履き替えてみたが、サイドがやわらかくて交換がやりやすかった。
わりとよさそうな感じだけど。わかった!このタイヤ、左右非対称だ!
気を取り直して、ブロックの高さを測ってみると、
きっかり13mm!
入荷は7月末、ご予約はハムスクエアからお願いします。
寒い!!!
December 18th, 20092,3日前からの寒波で、雪は降るし寒いし、もうぜんぜん作業がすすみましぇん。一昨年、ストーブが壊れてしまい、去年、作業部屋はストーブなしだった。比較的暖かな冬だったからなんとかなったけど、今年はだめ。寒すぎて、ハンダゴテを持つ手がかじかんでくる。
買い物に出かけたら、久しぶりの凍結路面。スカイラインGTもたらたら走っている。こんなとき、ハイエース・スーパーロングはとても安定している。夏と同じように走ることができる。ホイールベースが長いので、めったにスピンしない。斜めになっても挙動がゆっくりなので、立て直しもできる。
冬道は慣れているので、普通に走ることができるけど、高速道路でびっくりしたのは、大型トラックのスピード。こちらも凍結路面で100キロ巡航できるけど、そこを追い越していく大型がいる。やはりプロはすごい。