Archives for: 2010年January
ATTENのデジタルオシロ
January 28th, 2010
ATTEN社の計測器を取り扱うことになった。ATTEN社の名前はまだ日本ではほとんど知られていないと思う。もっぱらOEMのメーカーだったらしく、他社ブランドでオシロやスペアナを作っている。自社ブランドは数年前に立ち上げたようだ。
最初に取り寄せたADS1062Cを使ってみた。操作はマニュアルを読むほど難しくはない。基本的な機能しかないからかもしれない。最初にスイッチを入れるとメニューが中国語だったので、英語に設定。あとは適当にメニューを頼りにボタンを押してみた。
Soft66GPSのクロックを見ると、非常にきれいな方形波だった。AD9834の出力よりも数段きれいだ。たぶんこの差が、スペクトル表示にも影響しているのだと思った。
FFT機能は正直HANTEKより使いやすい。これはとても便利。AD9834のスプリアスがよく見える。PCに接続もできるので、画面印刷も簡単に行えそうだ。なかなかいい。お勧め商品になると思う。
Soft66IP?
January 25th, 2010
いま、すごく気になっているICがW5300。韓国のメーカーが作っているらしい。中にWeb Serverが入っている。外部にコントローラを1個追加するだけで、簡単にStreaming Serverになる。いままで考えてきたSDRは、PCに接続するという方式だったが、GASのサーバーとして考えると単体でサーバー機能を持つことが望ましい。あー、でもこれを作るとなると大変だろうなぁ。
身近なノイズ源
January 15th, 2010今日、注文したディスプレイが届いた。早速古いディスプレイと交換してみたら、やっぱり!
じつは以前から気になっていたのだけれども、ディスプレイからのノイズが受信時にかなりのレベルで混入していたようだ。新しいディスプレイはべんQという安いタイプ。でもバックライトがLEDなのだ。
いままでWinradのノイズフロアが-120~-110db付近だったのが一気に下がった。無信号時で-140db、動作時でも-130dbくらいになった。バンド内は非常に静かだ。
このノイズフロアはWinradのスクリーンでの見た目なので、参考にしかならないと思う。sound mixerの設定でかなり変わるから。でも相対的に10db改善された効果は大きいと思う。
ポケットオシロ
January 14th, 2010
去年取り寄せたんだけど、どうしようか考え中。
Soft66GPS
January 14th, 2010
ようやくSoft66GPS本体が完成した。まだコントロールソフトができていないのだけれども。
いまのところ、周波数の設定はGPSビューワーから行い、いったんクローズしてから、再びDDS34からBPFの設定をするといった具合だ。すぐにコントロールソフトの作成に入るつもり。
基板到着
January 5th, 2010年末年始で動かなかった荷物がようやく届いた。
本当は正月に間に合わせようとして金赤にしたのが、無駄になったかも。PCBCARTの担当者が2つの違う基板じゃないかと確認したくらい、アナログとデジタルを分離している。順調に行けば、このままリリースする予定。
この基板は、AD9834も載せられるようになっている。最初にこちらを作ってみた。じつはRFアンプを換えて、60dbのゲインが取れるようにしてある。もちろんゲインコントロール付き。実際に受信してみると、ゲインがありすぎて、ほとんど最小ゲインにして十分な感度が得られている。80mバンドでは、従来のSoft66ADIでは、受信が難しかったカスカスの信号も、ゲインをあげてやると浮かび上がってくる。なぜハイゲインのアンプをつけたのかといえば、Soft66を電波天文学で使ってみたいという要望があったからだ。BPFさえ、しっかりと追加すれば、ゲイン不足ということはなくなった。