UVB-76
June 15th, 2010最近、話題になったロシアの正体不明放送をSoft66LCで受信してみた。アンテナはロングワイヤ、WinradのUSBで復調している。ウオーターフォールをよく見ると14本のラインが入っていることがわかる。14bitの信号になっているんだろうか?
レコードをスキャナで読んだら?
June 4th, 2010少し昔、レコードからCDに変わったころ、レコードにレーザーをあてて、非接触で音を再生するプレーヤーがあった。今でもあるはずだ。そこで、いまなら高解像度のスキャナーでレコードの表面を読み込んで、画像処理で音を再生できないかと考えてみた。
LPレコードは、33回転だから約2秒で1回転。直径は30cmなので、円周は94cm、約秒速47cmで回っている。仮にサンプリング周波数を48kHzとすると、0.01mmの解像度があれば、1sample分を読み取れることになる。
たとえばエプソンのスキャナなら4800dpiの解像度がある。約0.005mmだから十分レコードの溝に刻まれた凹凸を読み取れる。
問題は、凹凸の深度をどれだけ復号できるかだ。なんとなくできそうな気がするが、画像処理なんてプログラムしたことがないから、無理そう。
LCRメーター
May 16th, 2010じつは、このLCRメーターは1年前から探していたもので、ようやく入荷することができた。一般に入手できるマルチメーターでは、1000pF以下の測定で誤差が大きすぎたり、1uHが測定できなかったりするのだが、これは大丈夫。数万円する専用LCRメーターには及ばないが、自作では十分実用になる。
上海に行ったときも探したのだけれども、電子城での値段が高かったので、買わないでいた。こんかいようやくシンセンの業者から送ってもらうことができた。現地価格+送料+αで、ハムスクエアとヤフオクで販売中。
人工電離層
April 28th, 2010最近、すごく忙しい。先週は週末にあったエレキジャックのフェアに行ってきた。パラメトリック・スピーカーについて短い発表を行った。会場があまり広くなかったせいもあってか、立ち見が出るくらい人が来ていた。
東京に行っている間に、やたらと注文が入った。月曜に戻ってから連日生産しているが追いつかない。なんとか、量産体制を整えないと、発送が間に合わなくなる。
こんな間に考えたのが、人工電離層だ。これは、かなり前にブログで書いたものを具体的にしてみた。高出力のレーザーが入手できるようになったので、自分で実験することが可能になったからだ。
GASの次は、人工電離層をやってみよう。今年はさらに忙しくなる予感がする。
レーザー彫刻機
April 2nd, 2010以前にも書いたが、ケースに穴をあけることを考えていたら、レーザー彫刻機にたどり着いた。3月中は中国のメーカーとメールでやり取りをしていた。最初は220Vでしか動かない、そっちで電圧を変えるトランスを用意しろ、といっていたのを、なんとか100V仕様にしてもらうことができた。自分でしか使わないつもりだったが、サンプルなどを見せてもらっているうちに、扱ってみることにした。レーザーの出力は40W、プラスチックなら材質にもよるが数ミリ程度の厚みの板をカットできる。重量は20kg程度なので、昔のレーザープリンタくらいの大きさ。
ケース加工だけじゃなくて、もっといろんな使い道がありそう。このメーカーには金属をカットできるタイプもあるのだけれども、重量が200kg以上になるらしい。値段は国内メーカーの製品の数分の1だった。もし、購入したい人がいたら、取り寄せるので、メールをください。
3.5Mがひどいことになっている
March 31st, 201080mバンドが大変なことになっている。バンドの約下半分が妨害電波でつぶされているのだ。WinradとSoft66LCで受信した様子がこれ。CWは、ほとんど不可能になっている。