Archives for: 2006年August

6m用のSoft66を準備中

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ようやく時間ができたので、かねてから準備していた50MHz用のSoft66を作り始めることにした。ミキサー用のICは届いた。スペック上は400MHz付近までスイッチングできる。局発信号を作るのに、今回は専用のクロックICを使うことにした。74AC74は160MHz付近まで動作するが、50MHzを出力させるには、4倍の200MHzを入力しなくてはいけない。これでは使えないので、クロックICにしたというわけ。ただ、このIC(後で型番は公表)、ちょっと高い。サンプル用に取り寄せようとしたら、1個で4000円と見積もりがきた。仕方ないので、サンプルは抜きにして、いきなり数十個発注したら、それでも1個あたり1000円近くかかった。というわけで、50MHz用は、作れてもせいぜい50セットしか用意できない。頒布価格はまだ未定。完成は来月上旬予定。

サービス中です

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ハムスクエアでは、お盆期間中のサービスとして、Soft66Dに3.5Mと7MのOSCを2つおまけしています。サービス用のOSCは6つのみ。なくなり次第終了します。

またSoft66D用の周波数拡張キットを使うと、HF帯をカバーできるようになります。21M帯用のOSCもあります。

エクスパックを使って送って欲しい方は、一緒にACアダプタを注文してください。ACアダプタはエクスパックでお送りしています。400円で500円のエクスパックを使うのには、ちょっとしたわけがありますが、どうぞご利用下さい(ACアダプタだけの購入はできません。総額が2000円以上の場合に限ります)。

#お盆サービス、終了しました。3.5Mと7MのOSCをつけるサービスは、おかげさまで本日終了いたしました。

7M帯の混雑にびっくり

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試作した基板で7Mを聞いていたら、めちゃくちゃたくさんの局が出ていることに気が付いた。今日はフィールドデーコンテストだそうだ。Rockyで見たバンドの様子は、信号をあらわすバーが無数に上下している。一つ一つがCWの信号であることがすぐにわかる。ソフトウェアラジオの面白いところは、バンド内の様子を手にとるように見ることができる点だ。高級機についているバンドスコープと同じ機能を簡単に手に入れることができる。

ところで画像は中心周波数が7.03MHzになっている。スプリアスも非常に少ない。現在Soft66の新バージョンを製作している。詳細はまだ公表できないけど、非常に面白い機能をつけた。完成にはまだしばらくかかりそうだ。

Soft66D改良キット

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Soft66Dを感度アップ、対応周波数拡大するためのキットをお分けします。内容は74AC74と74HC4066。送料込みで300円です。このキットを使うと、30MHzまで受信可能になります。

21.2MHzのOSCもあります。

感度アップの方法

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Soft66Dは、Soft66よりも若干感度が落ちる。その理由にはオペアンプの性能もあるが、もうひとつミキサー自体の性能がある。標準的に配布しているキットにはTC4066BPを使っている。これで10Mくらいまで使用できるが、4066のハイスピードバージョンであるHD74HC4066に変更すると、もう少しだけ感度が良くなる。HD74HC4066は200Mまで使用できる性能を持つ。しかし、手前の74HC74は30から60M程度までしか対応できない。現在、全体を見直した改良版を製作中。目標は144Mまでの対応だ。

後でわかったが、HD74HC4066のbandwidthの200MHzは、入力する信号で、スイッチングできるのは30MHzまでのようだ。そうすると3126か3253を使わないといけないのかなあ。東芝がTC7WB66FKを安く売ってくれれば、話は簡単なんだけど。

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